[コマンド ライン オプション] タブ ([Visual SourceSafe オプション] ダイアログ ボックス)
Visual SourceSafe のコマンド ライン機能に関するオプションを設定できます。このタブで設定するオプションは、Visual SourceSafe エクスプローラの動作には影響しません。
[コマンド ライン オプション] タブを表示するには
- [ツール] メニューの [オプション] をクリックし、[コマンド ライン オプション] タブをクリックします。
権限
このタブは、すべての Visual SourceSafe ユーザーが使用できます。
オプション
最初の 2 つのオプションは、コマンド ラインを操作するときの作業フォルダの処理方法を設定します。初期状態の Visual SourceSafe エクスプローラでは、各プロジェクトに作業フォルダが設定され、そのフォルダだけにファイルがチェックアウトされます。初期状態のコマンド ラインでは、カレント プロジェクトとカレント フォルダが作業の対象になり、特定のプロジェクトに設定されたほかの作業フォルダは無視されます。カレント プロジェクトを変更するには、CP コマンドを使います。この設定を変更するには、次の 2 つのオプションのいずれかをオンにします。
[カレント プロジェクトを基に作業フォルダを設定] チェック ボックス
作業フォルダの扱いについて設定します。
- オンにすると、コマンド ラインでコマンドを実行するときのカレント フォルダに関係なく、プロジェクトに設定されている作業フォルダにファイルがコピーされるようになります。
- オフにすると、サブプロジェクト内のファイルは、メイン フォルダのサブフォルダではなく、それぞれの作業フォルダにコピーされるようになります。
[作業フォルダを基にプロジェクトを設定] チェック ボックス
カレント フォルダを使って、カレント プロジェクトを自動的に設定するかどうかを指定します。オンにすると、コマンドの実行時にカレント フォルダを調べます。カレント フォルダを作業フォルダとしているプロジェクトがある場合は、コマンドの実行前に自動的にそのプロジェクトがカレント プロジェクトとして設定されます。したがって、ss CP コマンドを使用しなくても、フォルダを変更するだけでカレント プロジェクトを切り替えた場合と同じ効果が得られます。同じ作業フォルダを使用しているプロジェクトが複数ある場合は、どのプロジェクトに切り替えるかが判断できません。このチェック ボックスをオンにするときは、1 つの作業フォルダを複数のプロジェクトが使用していないことを確認してください。
オフにすると、カレント プロジェクトの自動切り替えは行われません。
[チェックアウト時にコメントを付けない] オプション ボタン
ファイルのチェックアウト時に、コメントの入力を求めるメッセージが表示されません。
[すべてのファイルに同じコメントを付ける] オプション ボタン
コメントを 1 つだけ (半角 63 文字まで) 入力するようにメッセージが表示されます。このコメントは、チェックアウト対象のすべてのファイルに適用されます。
[ファイルごとに別のコメントを付ける] オプション ボタン
チェックアウトするファイルごとに、コメントの入力を求めるメッセージが表示されます。
[コマンド ラインでのコメント入力] オプション ボタン
コマンド ライン上でコメントを入力します。
[エディタを使ったコメント入力] オプション ボタン
エディタを使ってコマンド ラインのコメントを入力します。使用するエディタのパスを [エディタ] ボックスに入力してください。[参照] をクリックし、[ファイルを開く] ダイアログ ボックスを使って指定することもできます。[入力プロンプトの表示] チェック ボックスをオフにしておくと、エディタには何も表示されません。
[入力プロンプトの表示] チェック ボックス
指定のエディタを開いたときに、コメントの入力を求めるプロンプト文字列をエディタに挿入するように指定します。[コマンド ラインでのコメント入力] を選択した場合には無効です。プロンプト文字列は、エディタ内で変更しない限りコメントに保存されないので、削除する必要はありません。