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ジャーナル ファイルの作成

ジャーナル ファイルとは、格納されているデータを変更するすべての Visual SourceSafe コマンドが記録されているファイルです。このテキスト ファイルには、Visual SourceSafe でユーザーが行ったすべての操作が記録されています。

セキュリティに関するメモ   ジャーナル ファイルを作成する場合は、Srcsafe.ini ファイルと同じ場所にジャーナル ファイルを格納し、ジャーナル ファイルに対する Windows の読み取りおよび書き込み権限を Visual SourceSafe ユーザーに与えることによって、ジャーナル ファイルをセキュリティ保護することをお勧めします。

ジャーナル ファイルを作成するには

  1. Visual SourceSafe アドミニストレータで、[ツール] メニューの [オプション] をクリックして [Visual SourceSafe オプション] ダイアログ ボックスを表示します。
  2. [全般] タブの [すべての操作を記録するジャーナル ファイル] ボックスにジャーナル ファイルの名前を入力します。[参照] をクリックしてファイルを探すこともできます。
  3. [OK] をクリックします。
  4. Visual SourceSafe アドミニストレータ プログラムを終了します。次に、Visual SourceSafe エクスプローラをいったん終了してから再起動するように、すべてのユーザーに通知します。

ジャーナル ファイルのセキュリティ設定

データベースのロック ダウン」の手順に従ってデータベースをセキュリティ設定すると、管理者グループ用と Visual SourceSafe ユーザー グループ用の 2 つの Windows ユーザー グループが作成されます。Srcsafe.ini ファイルと同じ場所にジャーナル ファイルを格納した場合、管理者はジャーナル ファイルに対するフル コントロール権限を持ちます。Visual SourceSafe ユーザーには、読み取りと書き込みのアクセス権だけを与えることをお勧めします。

ジャーナル ファイルに対するアクセス権を設定するには

  1. Windows エクスプローラでジャーナル ファイルに移動します。
  2. [ファイル] メニューの [プロパティ] をクリックし、[セキュリティ] タブをクリックします。
  3. [グループ名またはユーザー名] ボックスで [VSS_DB1_User] グループをクリックします。
  4. [書き込み] の [許可] チェック ボックスをオンにします。

参照

データベースのロック ダウン | [全般] タブ ([ツール] メニュー) | Journal_File 初期化変数