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[全般] タブ ([ツール] メニュー)

ユーザー全般に適用されるオプションを設定します。

解説

このタブでの設定は、Visual SourceSafe アドミニストレータのユーザー リストに含まれるすべてのユーザーに適用されます。

メモ   このタブで加えた変更内容を有効にするには、アドミニストレータ プログラムを終了し、すべてのユーザーに対して、Visual SourceSafe エクスプローラを閉じて再起動するように通知する必要があります。

[全般] タブを表示するには

  • [ツール] メニューの [オプション] をクリックし、ダイアログ ボックスの [全般] タブをクリックします。

オプション

[複数ユーザーによる同一ファイルのチェックアウトを許可] チェック ボックス

複数のユーザーが 1 つのファイルをチェックアウトできる、多重チェックアウトを設定します。通常、ファイルは一度に 1 人のユーザーしかチェックアウトできませんが、このチェック ボックスをオンにすると、同じファイルを複数のユーザーが同時にチェックアウトできます。最初にファイルがチェックインされると、データベース内のマスター コピーが更新され、それ以降にチェックインされたファイルの変更箇所はすべてマージされます。

[ネットワーク ログオン ユーザー名を基に自動的にユーザーをログオン] チェック ボックス

ユーザーのログオン名をオペレーティング システムから取得するかどうかを指定します。このオプションは、設定されているすべての Visual SourceSafe パスワードをバイパスします。このチェック ボックスをオンにすると、オペレーティング システムからユーザー名が自動的に取得されます。ネットワークのログオン名以外のログオン名を使用する場合は、このチェック ボックスをオフにします。この場合、環境変数など別の方法でユーザー名が設定されない限り、Visual SourceSafe の起動時に [Visual SourceSafe ログオン] ダイアログ ボックスが表示されます。

セキュリティに関するメモ   自動ユーザー ログオンにネットワーク名を使用すると、セキュリティ上の問題があります。このログオン方法は、すべてのユーザーが完全に信頼されている、保護されているネットワークでだけ使用することをお勧めします。セキュリティ上の考慮事項の詳細については、Microsoft サポート技術情報 の文書 Q283618を参照してください。

[データベース名] ボックス

Visual SourceSafe エクスプローラのタイトル バーに表示される Visual SourceSafe データベース名を指定します。指定しない場合、タイトル バーの表示は "Visual SourceSafe エクスプローラ" となり、データベース名は表示されません。

ヒント   多くの Visual SourceSafe データベースが存在する場合、[データベース名] ボックスでデータベース名を指定すると、使用しているデータベースを識別できます。データベース名の一部としてサーバーやフォルダのパスを記述できるので、そのデータベースが含まれているフォルダの位置を確認できます。データベース名には、31 文字以内の半角の文字列を指定できます。

メモ   ユーザーが Visual SourceSafe を起動中の場合、またはユーザーのレジストリに HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\SourceSafe\Databases が設定されている場合、[データベース名] の設定は無効です。いったん Visual SourceSafe を終了するか、またはレジストリを削除してから再度 Visual SouceSafe を実行すると、データベース名が有効になります。

[キーワードを展開するファイルの種類] ボックス

キーワード展開を実行するファイルを指定します。特に指定しない場合には、チェックインおよび追加を実行してもキーワード展開は実行されません。

[すべての操作を記録するジャーナル ファイル] ボックス

データベースの内容を変更する Visual SourceSafe コマンドの実行履歴を記録するファイルを指定します。コマンドによってデータベースの内容が変更された場合のみ、履歴が記録されます。このオプションで指定したファイルには、ユーザーによる Visual SourceSafe の操作がテキスト データとして記録されます。

セキュリティに関するメモ   ジャーナル ファイルを作成する場合は、Srcsafe.ini ファイルと同じ場所にジャーナル ファイルを配置し、ジャーナル ファイルに対する Windows の読み取りおよび書き込み権限を Visual SourceSafe ユーザーに与えることによって、ジャーナル ファイルをセキュリティ保護することをお勧めします。詳細については、「ジャーナル ファイルの作成」を参照してください。

[OK] ボタン

設定を確定します。

[キャンセル] ボタン

設定を取り消します。

参照

Visual SourceSafe 6.0 の機能 | Visual SourceSafe アドミニストレータのダイアログ ボックス