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高速化された取得処理

Visual SourceSafe 6.0 では、旧バージョンの Visual SourceSafe に比べ、ファイルの取得の処理時間が 1/2 に短縮されました。

取得処理を高速に実行するには、Visual SourceSafe 管理者があらかじめ DDUPD ユーティリティを実行しておく必要があります。詳細については、「DDUPD によるパフォーマンス向上およびラベル プロモーション機能の利用」を参照してください。

取得、チェックアウト、または配置などの操作によってファイルのコピーをローカル ドライブに保存すると、vssver.scc ファイルが作業フォルダに作成されます (このファイルが既にある場合は、更新されます)。作業フォルダ内のファイル数にかかわらず、vssver.scc ファイルは 1 つだけです。vssver.scc ファイルの内容は、ローカル ファイルを識別するための情報です。Visual SourceSafe は、この情報に基づき、変更済みファイルと未変更ファイルを識別します。

メモ   vssver.scc ファイルを削除しても、以降の [最新バージョンの取得] コマンドの処理が多少遅くなるだけです。また、別の vssver.scc ファイルが作成されます。[プロジェクトの相違点] コマンドはこのファイルを無視するので、プロジェクトに追加するファイルの対象にはなりません。

参照

ファイルまたはプロジェクトの取得と表示