ファイルの種類の既定値 — 管理者の設定
Visual SourceSafe の管理者は、既定のファイルの種類を設定できます。Visual SourceSafe のダイアログ ボックスのファイル一覧で、この既定値が使用されます。設定した既定値はすべてのユーザーに適用されます。
ただし、各ユーザーは、Visual SourceSafe エクスプローラの [ツール] メニューの [オプション] を使用して、ファイルの種類の既定値を独自に設定できます。
ファイルの種類の既定値をすべてのユーザーに設定するには
- Visual SourceSafe アドミニストレータで、[ツール] メニューの [オプション] をクリックして [Visual SourceSafe オプション] ダイアログ ボックスを表示します。
- [ファイルの種類] タブをクリックします。
- [ファイルの種類] タブでは、以下の設定を実行できます。
[バイナリ ファイル]
バイナリ ファイルとして処理するファイルの種類を指定するファイル フィルタを入力します。既定では、組み込みの自動検知機能でファイルの種類が判断されます。しかし、このボックスで指定すると、指定した種類のファイルがすべてバイナリ ファイルとして認識されます。たとえば、「*.obj, *.exe」と入力すると、これらの拡張子を持つすべてのファイルが常にバイナリ ファイルとして処理されます。
[ファイル グループ]
ファイル フィルタを指定するファイル グループを選択します。[追加] および [削除] によって、ファイル グループを追加または削除できます。ただし、<関連ファイル> グループは削除できません。このグループは、便宜上用意されているグループです。作業の目的に応じて、使用頻度の高いファイルのグループを作成できます。<関連ファイル> で指定した種類のファイル グループは、プロジェクト内のファイルの操作に使用する [ファイルの追加] ダイアログ ボックスや [共有] ダイアログ ボックスに既定値として表示されます。
[ファイル グループ内のファイルの種類]
[ファイル グループ] ボックスで選択したファイル グループ用のファイル フィルタを入力します。たとえば、[ファイル グループ] ボックスで [Visual Basic] を選択し、そのグループに属するファイルの種類として、「*.vb, *.vbproj」と入力します。
- [OK] をクリックします。
- Visual SourceSafe アドミニストレータ プログラムを終了します。次に、Visual SourceSafe エクスプローラをいったん終了してから再起動するように、すべてのユーザーに通知します。