共有、ピン設定、および分岐によるバグ修正版の作成
プロジェクトのラベル付け後の開発段階でバグの修正が必要になった場合は、次の手順でプロジェクトの共有化、ピン設定、および分岐を行います。必要最小限のハード ディスク容量で、バグ修正版のプロジェクトを作成できます。
プロジェクトの共有化、ピン設定、および分岐を行うには
- バージョン 2.0 向けのドライブで、プロジェクト ($/Application など) の開発とテストを行います。
- このプロジェクトに "バージョン 2.0" というラベルを付けます。
- プロジェクトのバージョン 3.0 向けのドライブで、プロジェクト内のファイルの編集を開始し、新しい機能を追加します。
- バグ フィックス用の中間バージョン 2.1 が必要になった場合は、プロジェクトを選択します。
- [ツール] メニューの [履歴の表示] をクリックして、[プロジェクトの履歴表示オプション] ダイアログ ボックスを表示します。
- [ラベルを含む] チェック ボックスをオンにします。
- [OK] をクリックして、[プロジェクトの履歴] ダイアログ ボックスを表示します。
- "バージョン 2.0" というラベルの付いたバージョンを選択します。
- [共有] をクリックして、[共有] ダイアログ ボックスを表示します。
- 新規作成するプロジェクトの派生元プロジェクトを選択します。通常、$/ プロジェクトを選択します。また、[共有後に分岐] チェック ボックスを必ずオフにします。
- [OK] をクリックして、[共有] ダイアログ ボックスを表示します。
- 新しいプロジェクトの名前 ($/Application V 2.1 など) を [新しい名前] に入力します。
- プロジェクトにサブプロジェクトがある場合は、[サブプロジェクトも対象] をオンにします。
- コメントが必要な場合は、コメントを [コメント] ボックスに入力し、[OK] をクリックします。
- [閉じる] をクリックして、[プロジェクトの履歴] ダイアログ ボックスを閉じます。
- 新規作成したプロジェクト ($/Application V 2.1) を選択します。このプロジェクトの全ファイルにピンが設定されているはずです。
- バグ修正用に変更するファイルだけを選択し、分岐します。詳細については、「共有ファイルの分岐」を参照してください。変更しないファイルは、そのままピンを設定しておきます。
バグ修正版の変更内容は、プロジェクトのバージョン 3.0 にマージできます。