次の方法で共有


Get-PfxCertificate

コンピューターの .pfx 証明書ファイルに関する情報を取得します。

構文

Get-PfxCertificate [-FilePath] <string[]> [<CommonParameters>]

説明

Get-PfxCertificate コマンドレットは、指定された各 .pfx 証明書ファイルを表すオブジェクトを取得します。.pfx ファイルには、証明書と秘密キーの両方が含まれています。

パラメーター

-FilePath <string[]>

セキュリティで保護されたファイルの .pfx ファイルへの完全なパス。パラメーター名 ("FilePath") は省略可能です。

必須

true

位置

1

既定値

パイプライン入力を許可する

true (ByValue, ByPropertyName)

ワイルドカード文字を許可する

false

<CommonParameters>

このコマンドレットは、次の共通パラメーターをサポートします: -Verbose、-Debug、-ErrorAction、-ErrorVariable、-OutBuffer、および -OutVariable。詳細については、次を参照してください: about_Commonparameters.

入力と出力

入力値の型は、コマンドレットへのパイプが可能なオブジェクトの型です。戻り値の型は、コマンドレットによって返されるオブジェクトの型です。

入力

System.String

パイプを使用してファイル パスを含む文字列を Get-PfxCertificate に渡すことができます。

出力

System.Security.Cryptography.X509Certificates

Get-PfxCertificate は、取得する各証明書のオブジェクトを返します。

Invoke-Command コマンドレットを使用してリモートから Get-PfxCertificate コマンドを実行する際に .pfx 証明書ファイルがパスワードで保護されていない場合、Invoke-Command の Authentication パラメーターの値は "CredSSP" である必要があります。

例 1

C:\PS>get-pfxcertificate -filepath C:\windows\system32\Test.pfx

Password: ******
Signer Certificate:      Matt Berg (Self Certificate)
Time Certificate:
Time Stamp:
Path:                    C:\windows\system32\zap.pfx

説明
-----------
このコマンドは、システムの Test.pfx 証明書に関する情報を取得します。





例 2

C:\PS>invoke-command -computername Server01 -scriptblock {get-pfxcertificate -filepath C:\Text\TestNoPassword.pfx} -authentication CredSSP

説明
-----------
このコマンドは、Server01 リモート コンピューターから .pfx 証明書ファイルを取得します。このコマンドは、Invoke-Command を使用して、リモートから Get-PfxCertificate コマンドを実行します。

.pfx 証明書ファイルがパスワードで保護されていない場合、Invoke-Command の Authentication パラメーターの値は "CredSSP" である必要があります。





関連項目

概念

Get-AuthenticodeSignature
Set-AuthenticodeSignature
about_Signing