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Get-ComputerRestorePoint

ローカル コンピューターで復元ポイントを取得します。

構文

Get-ComputerRestorePoint [[-RestorePoint] <Int32[]>] [<CommonParameters>]

Get-ComputerRestorePoint -LastStatus [<CommonParameters>]

説明

Get-ComputerRestorePoint コマンドレットは、ローカル コンピューターで復元ポイントを取得します。このコマンドレットは、最近試みたコンピューター復元の状態も表示できます。

Get-ComputerRestorePoint が返した情報を使用して復元ポイントを選択することも、シーケンス番号を使用して Restore-Computer コマンドレットの復元ポイントを識別することもできます。

パラメーター

-LastStatus

最新のシステム復元操作の状態を取得します。

必須

true

位置

named

既定値

False

パイプライン入力を許可する

false

ワイルドカード文字を許可する

false

-RestorePoint <Int32[]>

特定のシーケンス番号の復元ポイントを取得します。1 つまたは複数の復元ポイントのシーケンス番号を入力してください。既定では、Get-ComputerRestorePoint コマンドレットは、ローカル コンピューター上のすべての復元ポイントを取得します。

必須

false

位置

1

既定値

All restore points

パイプライン入力を許可する

false

ワイルドカード文字を許可する

false

<CommonParameters>

このコマンドレットは、次の共通パラメーターをサポートします: -Verbose、-Debug、-ErrorAction、-ErrorVariable、-OutBuffer、および -OutVariable。詳細については、次を参照してください: about_Commonparameters.

入力と出力

入力値の型は、コマンドレットへのパイプが可能なオブジェクトの型です。戻り値の型は、コマンドレットによって返されるオブジェクトの型です。

入力

なし

パイプを使用してこのコマンドレットにオブジェクトを渡すことはできません。

出力

System.Management.ManagementObject#root\default\SystemRestore または String。

Get-ComputerRestore は、WMI SystemRestore クラスのインスタンスである SystemRestore オブジェクトを返します。LastStatus パラメーターを使用すると、このコマンドレットは文字列を返します。

Windows Vista 以降のバージョンの Windows で、Get-ComputerRestorePoint コマンドを実行するには、Windows PowerShell を開く際に [管理者として実行] を指定する必要があります。

このコマンドレットは、Windows Management Instrumentation (WMI) SystemRestore クラスを使用します。

例 1

C:\PS>get-computerrestorepoint

説明
-----------
このコマンドは、ローカル コンピューター上のすべての復元ポイントを取得します。





例 2

C:\PS>get-computerrestorepoint -restorepoint 232, 240, 245

説明
-----------
このコマンドは、シーケンス番号が 232、240、および 245 の復元ポイントを取得します。





例 3

C:\PS>get-computerrestorepoint -laststatus

The last restore failed.

説明
-----------
このコマンドは、ローカル コンピューターでの最新のシステム復元操作の状態を表示します。





例 4

C:\PS>get-computerrestorepoint | format-table SequenceNumber, @{Label="Date"; Expression={$_.ConvertToDateTime($_.CreationTime)}}, Description -auto


SequenceNumber Date                  Description
-------------- ----                  -----------
           253 8/5/2008 3:19:20 PM   Windows Update
           254 8/6/2008 1:53:24 AM   Windows Update
           255 8/7/2008 12:00:04 AM  Scheduled Checkpoint
...

説明
-----------
このコマンドを実行すると、復元ポイントがわかりやすい表形式で表示されます。

Format-Table コマンドには、ConvertToDateTime メソッドを使用して CreationTime プロパティの値を WMI 形式から DateTime オブジェクトに変換する集計プロパティが含まれます。





例 5

C:\PS>((get-computerrestorepoint)[-1]).sequencenumber

説明
-----------
このコマンドは、コンピューターで最近作成された復元ポイントのシーケンス番号を取得します。

-1 インデックスを使用して Get-ComputerRestorePoint が返す配列の最後の項目を取得します。





関連項目

概念

Enable-ComputerRestore
Disable-ComputerRestore
Restore-Computer
Restart-Computer