SCVMM 環境用の Lab Management の構成
System Center Virtual Machine Manager (SCVMM) の環境を作成および管理するには、まず Lab Management の必須コンポーネントを設定する必要があります。 これらのコンポーネントは次のとおりです。
Hyper-V ホスト
SCVMM
Team Foundation Server
テスト コントローラー
Lab Management の詳細については、「アプリケーションのライフサイクルでのラボ環境の使用」を参照してください。
Lab Management や SCVMM の旧バージョンからアップグレードする場合は、「Upgrading Lab Management Components from Visual Studio 2010」を参照してください。
注意
ライブラリ サーバー (既定のライブラリ サーバーを持つ SCVMM コンピューターを含む) および Hyper-V ホストとして使用するコンピューターは、一般的なネットワーク スイッチに接続されたギガビット ネットワーク上に存在する必要があります。仮想マシンをホストに配置する場合、また仮想マシンをホストのライブラリに保存する場合は、ネットワークの速度が速いほどパフォーマンスが向上します。
必須コンポーネント
Team Foundation Server 管理者は、Team Foundation Server を構成する前に Lab Management を設定して構成する必要があります。 Team Foundation Server を設定および構成する方法の詳細については、『Team Foundation Server インストール ガイド』を参照してください。 Team Foundation Server を構成し、既定のチーム プロジェクト コレクションを作成した後、次の情報があることを確認してください。
TfsMachine: Team Foundation Server を実行しているコンピューターの名前。
domain: すべてのコンピューターで使用される Active Directory ドメイン。
tfssvc: Team Foundation Server の実行に使用されるアカウント。
注意
ラボ管理用に SCVMM 環境を設定するには、TFSservice アカウントのドメイン ユーザー アカウントとパスワードを使用します。
domain\tfsadmin: Team Foundation Server 管理者用のアカウント。
システム要件
次の表では、Lab Management で使用するコンピューターのハードウェアおよびソフトウェアの最小要件および推奨要件の概要を示します。 要件をわかりやすくするために、各ロールは別のコンピューターにインストールされているかのように分割されます。 単純なセットアップでは、HyperVHost、VmmMachine、および LibraryMachine をすべて同じコンピューターで実行できます。
ロール/システム |
プロセッサ |
サポートされるオペレーティング システム |
RAM (最小/ 推奨) |
ハード ディスク (最小/推奨) |
---|---|---|---|---|
HyperVHost |
64 ビット、ハードウェアの仮想化が有効 |
Windows Server 2012 R2 with Hyper-V 64 ビット (Standard、Enterprise、Datacenter Edition) VMM Server 2012 R2 with Hyper-V 64 ビット (Standard、Enterprise、Datacenter Edition) Hyper-V ホストおよびライブラリ サーバー 2012 R2。 Hyper-V ホストおよびライブラリ サーバーは、2012 R2 で VMM サーバーを実行している状態で Windows Server 2012 で実行できます。 Windows Server 2008 R2 with Hyper-V 64 ビット (Standard、Enterprise、Datacenter Edition) Windows Server 2008 R2 - Server Core インストール (Standard、Enterprise、Datacenter Edition) Windows Server 2008 with Hyper-V 64 ビット (Standard、Enterprise、Datacenter Edition) Service Pack 2 Hyper-V サーバー 2008 R2 |
4 GB/8 GB |
100 GB/200GB |
VmmMachine |
64 ビット |
Windows Server 2012 R2 with Hyper-V 64 ビット (Standard、Enterprise、Datacenter Edition) VMM Server 2012 R2 with Hyper-V 64 ビット (Standard、Enterprise、Datacenter Edition) Hyper-V ホストおよびライブラリ サーバー 2012 R2。 Hyper-V ホストおよびライブラリ サーバーは、2012 R2 で VMM サーバーを実行している状態で Windows Server 2012 で実行できます。 Windows Server 2008 R2 64 ビット (Standard、Enterprise、Datacenter Edition) Windows Server 2008 (Standard、Enterprise、Datacenter Edition) Service Pack 2 |
2GB / 4GB |
200GB |
LibraryMachine |
64 ビット |
Windows Server 2012 R2 with Hyper-V 64 ビット (Standard、Enterprise、Datacenter Edition) VMM Server 2012 R2 with Hyper-V 64 ビット (Standard、Enterprise、Datacenter Edition) Hyper-V ホストおよびライブラリ サーバー 2012 R2。 Hyper-V ホストおよびライブラリ サーバーは、2012 R2 で VMM サーバーを実行している状態で Windows Server 2012 で実行できます。 Windows Server 2008 R2 64 ビット (Standard、Enterprise、Datacenter Edition) |
2GB / 4GB |
200GB/500GB |
TfsMachine |
32 ビット x86 64 ビット x64 |
Team Foundation Server でサポートされているすべてのオペレーティング システム (Windows 8 のクライアントとサーバーを除く) が Visual Studio Lab Management でサポートされています。 |
2 GB / 4GB |
120GB/230GB |
ControllerMachine |
32 ビット x86 64 ビット x64 |
Team Foundation Server でサポートされているすべてのオペレーティング システム (ドメインに参加していないオペレーティング システムを除く) が Visual Studio Lab Management でサポートされています。 |
2GB / 4GB |
120GB/230GB |
構成手順
次の表に、Hyper-V、SCVMM、および Lab Management 構成を行うのに必要な手順と、必要なアクセス許可を示します。 単純なセットアップでは、HyperVHost、VmmMachine、および LibraryMachine を同じコンピューターにすることができます。
注意
Lab Management に使用するすべてのコンピューターは、同じドメイン、またはドメイン間に双方向の信頼関係があるドメインに参加している必要があります。
手順番号 |
手順 |
詳細 |
手順におけるコンピューター名 |
[必要なアクセス許可] |
完了した手順 |
---|---|---|---|---|---|
1 |
Hyper-V ホストの設定と構成 |
Hyper-V では、仮想マシンとそのリソースを管理できます。 |
HyperVHost |
HyperVHost の管理者 |
|
2 |
SCVMM のインストールと構成 |
SCVMM は、仮想マシンとテンプレートを管理し、それらを格納する場所と方法を管理するのに役立ちます。 |
VmmMachine 注意 別個のコンピューターを LibraryMachine として使用し、仮想マシンを格納するためのライブラリ共有に使用できます。 |
VmmMachine の管理者 |
|
3 |
Team Foundation Server の構成による Lab Management の有効化 |
TFS を構成して、作成した仮想マシンとテンプレートにアクセス許可を付与します。 |
TfsMachine |
Team Foundation Server 管理者 |
|
4 |
Microsoft テスト マネージャーを使用した構成の検証 |
チーム プロジェクトに接続し、Microsoft Test Manager を使用して Lab Center にアクセスできることを確認します。 |
DesktopClient |
コンピューターに追加されている任意のユーザー アカウント |
|
5 |
テスト コントローラーのインストール |
Team Foundation ビルドを使用してアプリケーションをビルドおよび配置し、テストを実行する場合、ビルド コントローラーとテスト コントローラーが必要です。 |
TfsMachine 注意 別個のコンピューターを ControllerMachine として使用して Test Controller をインストールすることをお勧めします。 |
チーム プロジェクト コレクションの管理者 |
Hyper-V ホストの設定と構成
Hyper-V を設定するには、次のいずれかの操作を実行します。
Windows Server 2008 R2 または Windows Server 2012 がインストールされているコンピューターで Hyper-V の役割を有効にします。 HyperVHost コンピューターで Hyper-V の役割が有効になっていない場合、まず各 Hyper-V ホストでサーバー マネージャーを使用して有効にし、次の手順に従って仮想マシンを作成および管理できるようにする必要があります。 Hyper V の詳細については、Microsoft Web サイトを参照してください。
HyperVHost に Hyper-V サーバー 2008 R2 をインストールします。 Hyper-V サーバーとそのインストール方法の詳細については、Microsoft Web サイトを参照してください。
Windows Server を使用する各 Hyper-V ホストで Hyper-V の役割を有効にするには
Hyper-V ホストで、管理者としてログオンします。
[スタート] ボタンを選択し、[管理ツール] をポイントして、[サーバー マネージャー] を選択します。
サーバー マネージャーの左ペインで [役割] を右クリックし、[役割の追加] をポイントします。
役割の追加ウィザードに従います。 ウィザードの以下のページ以外のすべてのページでは、[次へ] をクリックするだけでかまいません。
[サーバーの役割の選択] ページで、[Hyper-V] を選択し、[次へ] をクリックします。
[仮想ネットワークの作成] ページで、アクティブなネットワーク アダプターを選択し、[次へ] をクリックする必要があります。
注意
アクティブなネットワーク アダプターを調べるには、ipconfig コマンドを使用して IP アドレスが割り当てられているネットワーク アダプターを表示します。ウィザードで、仮想ネットワークの作成に使用するネットワーク アダプターを選択します。ラボ内の他のコンピューターと同じネットワークに接続されているアダプターを選択する必要があります。複数のアダプターがある場合は、Lab Management によって作成された仮想マシンを接続するアダプターを選択します。
[インストール オプションの確認] ページで、[インストールする] を選択します。
[インストールの結果] ページで、[閉じる] をクリックします。
[今すぐ再起動しますか?] ダイアログ ボックスで、[はい] を選択します。
コンピューターが再起動し、構成の再開ウィザードに進みます。
[インストールの結果] ページに、"Installation succeeded" というメッセージが表示されます。 [閉じる] をクリックします。
この Microsoft Web サイトで説明されている更新プログラムをインストールします。 この更新プログラムは、SCVMM 環境のネットワーク分離機能をサポートしています。
WinRM の信頼性の向上
Windows リモート管理 (WinRM) は、SCVMM で Hyper-V ホストと通信するために使用されます。 WinRM の既定の構成設定に次の変更を加える必要があります。 これらの設定に変更を加えることで、WinRM の信頼性を向上できます。これは、Lab Management によって、Hyper-V の一般的な運用シナリオで実行される場合よりも多くの操作が Hyper-V ホストで実行されるためです。 WinRM 設定に対するこれらの変更は、ライブラリ共有に使用されるコンピューターでも行う必要があります。
Windows リモート管理の構成設定を変更するには
[スタート] を選択し、[コマンド プロンプト] のショートカット メニューを開き、[管理者として実行] を選択します。
注意
このコンピューターの Administrators グループに追加されているドメイン ユーザーである必要があります。
コマンド プロンプトで次のコマンドを実行します。
winrm set winrm/config @{MaxTimeoutms = "1800000"}
次のコマンドを使用してホスト上の winrm サービスおよび SCVMM エージェントを再起動します。
net stop winrm
net start winrm
net start scvmmagent
ホスト OS が Windows Server 2008 の場合:
次のコマンドを実行します。
winrm set winrm/config/Service @{MaxConcurrentOperations="200"}
次のコマンドを使用してホスト上の winrm および SCVMM エージェントを再起動します。
net stop winrm
net start winrm
net start scvmmagent
Hyper-V の設定の検証
Hyper-V が正しくインストールされて動作していることを確認するには
Hyper-V を使用して仮想マシンを作成し、その仮想マシンを起動できることを確認します。
HyperVHost に対して Hyper-V の役割を有効にしている場合、次の MicrosoftTarget is not specified in External link.の情報に基づいて仮想マシンを作成します。
注意
必要に応じて仮想マシンの設定を変更できます。ハード ディスクのサイズとメモリを更新できます。これらの設定の詳細については、Microsoft Web サイトを参照してください。
Hyper-V サーバーを使用している場合、次の MicrosoftTarget is not specified in External link.の『Hyper-V Server Getting Started Guide (Hyper-V サーバー ファースト ステップ ガイド)』の情報に基づいて仮想マシンを作成します。
注意
Hyper-V コンピューターに複数のハード ディスク ドライブがある場合、仮想マシンのパスを構成して大きいディスクにしないと、ディスク容量が足りずに仮想マシンを作成できなくなる可能性があります。
Hyper V の詳細については、次の Hyper-V の概要に関するページを参照してください。
注意
仮想マシンを作成または起動するときには、ウイルス対策ソフトウェアが原因で問題が発生することがあります。詳細については、Microsoft Web サイトを参照してください。
SCVMM のインストールと構成
Lab Management から Hyper-V を使用して作成した仮想マシンにアクセスするには、SCVMM をインストールして設定する必要があります。 SCVMM は、中央のコンソールから Hyper-V ホスト コンピューターを管理するためのツールです。 Lab Management は、仮想マシンとテンプレートを使用して環境を作成できるように、SCVMM と通信します。 System Center Virtual Machine Manager の 2 つのバージョン、SCVMM 2012 と SCVMM 2008 R2 が Lab Management でサポートされています。
注意
スタンドアロンの Hyper-V サーバー 2008 R2 オペレーティング システムを使用している場合は、別の VmmMachine に SCVMM をインストールする必要があります。HyperVHost コンピューターは使用できません。Hyper-V サーバー 2008 R2 に固有の特性の詳細については、Microsoft Web サイトを参照してください。
SCVMM 2012 のインストールと構成
必須コンポーネントの詳細については、「システム要件: VMM 管理サーバー」を参照してください。
VMMMachine への SCVMM サーバーおよび管理者コンソールのインストール
VmmMachine で、そのコンピューターのローカル管理者でもあるドメイン ユーザーとしてログオンします。
setup.exe を実行します。
System Center 2012 セットアップで [インストール] をクリックします。
ヒント
Microsoft .NET Framework 3.5 SP1 がインストールされていない場合は、VMM セットアップによってインストールが指示されます。[OK] をクリックします。
[追加する機能の選択] で、[VMM サーバー管理] を選択し、[次へ] をクリックします。 VMM コンソールはサーバーによって自動的にインストールされます。
名前、組織、およびプロダクト キーを入力し、[次へ] をクリックします。
[使用許諾契約書条項を読み、理解、同意しました] を選択し、[次へ] をクリックします。
カスタマー エクスペリエンス向上プログラムに参加するかどうかを選択し、[次へ] をクリックします。
推奨されるインストール先を使用するには、[次へ] をクリックします。
使用する SQL Server インスタンスとその詳細を指定し、[次へ] をクリックします。
VMM サービスが使用する ID としてローカル システム アカウントまたはドメイン アカウントを指定し、[次へ] をクリックします。
[次へ] をクリックして、既定のポート割り当てを受け入れるか、別の値を入力します。
[新しいライブラリ共有の作成] を選択し、[次へ] をクリックします。
インストール概要の画面で、[インストール] をクリックし、ウィザードの完了後に [閉じる] をクリックします。
VMM マネージャーをインストールした後、Hyper-V ホスト コンピューターをホスト グループに追加し、必要に応じて他のライブラリ共有を追加する必要があります。
SCVMM を構成するには
Virtual Machine Manager コンソールを開きます。
[スタート] ボタンを選択し、[すべてのプログラム]、[Microsoft System Center 2012]、[Virtual Machine Manager] の順に選択し、[Virtual Machine Manager Console] を選択します。
[サーバーに接続] ダイアログ ボックスで、「localhost:<ポート番号>」または「<SCVMM サーバーの名前>:<ポート番号>」と入力してから、[接続] を選択します。
SCVMM のホスト グループに HyperVHost のコンピューターを追加するには、[Fabric] を選択し、次に [リソースの追加]、[Hyper-V ホストおよびクラスター] の順に選択します。 ウィザードの以下のページ以外のすべてのページでは、[次へ] をクリックします。
[検出に使用する資格情報を指定] で、[手動で資格情報を入力] を選択し、Hyper-V ホストの管理者の資格情報を入力し、[次へ] をクリックします。
[仮想マシン ホストの候補の検索スコープを指定] のウィザード ページで、[名前で Windows Server コンピューターを指定] を選択し、[コンピューター名] ボックスに、SCVMM に追加するホストのコンピューター名 (HyperVHost など) を入力し、[次へ] をクリックします。
[ホストとして追加するコンピューターを選択] のページで、Hyper-V ホスト コンピューターを選択し、[次へ] をクリックします。
[概要] ウィザード ページで、[完了] をクリックします。
注意
チーム プロジェクト コレクションごとに異なるホスト グループを構成することをお勧めします。たとえば、Team Foundation Server 内の 2 つのプロジェクト コレクションに Lab Management を構成する場合は、System Center Virtual Machine Manager で 2 つのホスト グループを作成し、各ホスト グループにホストを割り当てます。
(省略可能) 既定では、SCVMM はインストールされたコンピューターをライブラリ サーバーとして機能するように構成します。 また、既定のライブラリ共有をコンピューターに設定します。 ライブラリ サーバーまたは共有を追加し、パフォーマンスを向上させることができます。
SCVMM に新しいライブラリ サーバーを追加するには、[ライブラリ] を選択し、[ライブラリ サーバーの追加] ボタンをリボンから選択し、ウィザードの指示に従います。
新しいライブラリ共有を SCVMM に追加するには、最初にライブラリ サーバーに Windows のファイル共有を作成します。 次にナビゲーション ペインで [ライブラリ] を選択し、Windows のファイル共有を作成したライブラリ サーバーを選択して、メニューから [ライブラリ サーバー] を選択します。 リボンで [ライブラリ共有の追加] を選択し、ウィザードの手順に従います。
注意
チーム プロジェクト コレクションごとに異なるライブラリ共有を設定することをお勧めします。
仮想マシンが短時間で起動し、ホスト サービスおよびどのネットワーク エージェントもタイムアウトにならないようにするには、最低限のメモリ容量がHyperVHost マシンに必ず予約されるように設定します。 ホスト マシン上の既定のメモリ予約容量が、仮想マシンが必要とする長い起動時間に対して少なすぎる設定になっている場合があります。
SCVMM 管理者コンソールで [Fabric] を選択します。
ナビゲーション ペインで、[サーバー]、[すべてのホスト] を展開し、Hyper-V ホスト コンピューターを選択し、リボンから [プロパティ] ボタンを選択します。
[プロパティ] ダイアログ ボックスで、[予備] を選択し、[親ホスト グループからホスト予約設定のオーバーライド] チェック ボックスをオンにします。
[メモリ (MB)] ボックスに**「1024」と入力または選択し、[OK]** を選択します。
各ホストについて、手順 b. ~ d. を繰り返します。
SCVMM 2008 R2 のインストールと構成
VmmMachine に SCVMM サーバーおよび SCVMM 管理者コンソールをインストールするには
VmmMachine で、そのコンピューターの管理者でもあるドメイン ユーザーとしてログオンします。
System Center Virtual Machine Manager をインストールするには、setup.exe を実行します。
SCVMM サーバーをインストールするには、[セットアップ] で [VMM サーバー] を選択します。 [この使用許諾契約書に同意します] を選択します。 ウィザードの以下のページ以外のすべてのページでは、[次へ] をクリックします。
[SQL Server の設定] ウィザード ページで、[SQL Server 2005 Express Edition SP3 のインストール] を選択し、[次へ] をクリックします。
注意
SQL の既存のインスタンスを使用する場合は、[サポートされているバージョンの SQL Server を使用する] を選択します。
[ライブラリ共有の設定] ウィザード ページで、[新しいライブラリ共有の作成] を選択します。
注意
ライブラリ共有の既定の名前と場所を受け入れるか、別の場所を入力できます。
[インストール設定] ウィザード ページでは、既定のポート番号と VMM サービス アカウントを受け入れるか、別の値を入力できます。
[設定の概要] ウィザード ページでは、[インストール] をクリックします。
[インストール] ウィザード ページでは、[閉じる] をクリックします。
Virtual Machine Manager 管理者コンソールをインストールするには、[セットアップ] で [VMM 管理者コンソール] を選択します。 [この使用許諾契約書に同意します] を選択します。 ウィザードの以下のページ以外のすべてのページでは、[次へ] をクリックします。
[設定の概要] ウィザード ページでは、[インストール] をクリックします。
[インストール] ウィザード ページでは、[閉じる] をクリックします。
System Center Virtual Machine Manager 2008 のスタートアップ ページで、[終了] をクリックします。
VMM マネージャーをインストールした後、Hyper-V ホスト コンピューターをホスト グループに追加し、必要に応じて他のライブラリ共有を追加する必要があります。
注意
ホスト グループを使用すると、ホスト コンピューターの目的に基づいて Hyper-V ホスト コンピューターをわかりやすい方法でグループ化できます。たとえば、一連のホスト コンピューターが社内の特定の部署に属する場合があります。
SCVMM を構成するには
Virtual Machine Manager 管理者コンソールを開きます。
[スタート] ボタンを選択し、[すべてのプログラム] をポイントします。次に、[Microsoft System Center]、[Virtual Machine Manager 2008 R2] をポイントし、[Virtual Machine Manager 管理者コンソール] を選択します。
[サーバーに接続] ダイアログ ボックスで、「localhost:<ポート番号>」または「<SCVMM サーバーの名前>:<ポート番号>」と入力してから、[接続] を選択します。
注意
サービスが実行されていないために接続できないことを示すエラー メッセージが表示された場合、services.msc を実行し、Virtual Machine Manager サービスが実行されていることを確認します。
SCVMM で HyperVHost コンピューターをホスト グループに追加するには、操作ウィンドウで [ホストの追加] を選択します。 ウィザードの以下のページ以外のすべてのページでは、[次へ] をクリックします。
ホストの追加ウィザードの [ホストの場所の選択] ウィザード ページでは、Hyper-V ホストの管理者の資格情報を入力します。
[ホスト サーバーの選択]ウィザード ページでは、SCVMM に追加するホストのコンピューター名 (「HyperVHost」など) を入力し、[追加] を選択します。
[概要] ウィザード ページでは、[ホストの追加] を選択します。
注意
チーム プロジェクト コレクションごとに異なるホスト グループを構成することをお勧めします。たとえば、Team Foundation Server 内の 2 つのプロジェクト コレクションに Lab Management を構成する場合は、System Center Virtual Machine Manager で 2 つのホスト グループを作成し、各ホスト グループにホストを割り当てます。
(省略可能) 既定では、SCVMM はインストールされたコンピューターをライブラリ サーバーとして機能するように構成します。 また、既定のライブラリ共有をコンピューターに設定します。 ライブラリ サーバーまたは共有を追加し、パフォーマンスを向上させることができます。
新しいライブラリ サーバーを SCVMM に追加するには、右側の操作ウィンドウで [ライブラリ サーバーの追加] を選択し、ウィザードの指示に従います。
新しいライブラリ共有を SCVMM に追加するには、最初にライブラリ サーバーに Windows のファイル共有を作成します。 その後、SCVMM 管理者コンソールの [ライブラリ] タブでライブラリ サーバーを選択し、右側の操作ウィンドウで [ライブラリ共有の追加] を選択します。
注意
チーム プロジェクト コレクションごとに異なるライブラリ共有を設定することをお勧めします。
各 SCVMM ライブラリ サーバーで、この Microsoft Web サイトで説明されている更新プログラムをインストールします。 この更新プログラムは、SCVMM 環境のネットワーク分離機能をサポートしています。
仮想マシンが短時間で起動し、ホスト サービスおよびどのネットワーク エージェントもタイムアウトにならないようにするには、最低限のメモリ容量がHyperVHost マシンに必ず予約されるように設定します。 ホスト マシン上の既定のメモリ予約容量が、仮想マシンが必要とする長い起動時間に対して少なすぎる設定になっている場合があります。
SCVMM 管理者コンソールで [移動]、[ホスト] を選択します。
中央の [すべてのホスト] ペインで、ホスト コンピューターの名前のショートカット メニューを開き、[プロパティ] を選択します。
host machine の [ホスト グループ プロパティ] ダイアログで、[予約] タブを選択します。
[メモリ] ボックスに**「1024」** と入力または選択し、[OK] を選択します。 Hyper-V ホストに最低限必要なメモリ容量の詳細については、この Microsoft Web サイトを参照してください。
各ホストについて、手順 b ~ d を繰り返します。
重要
2 台の SCVMM サーバーを使用しており、両方とも特定の Lab Management が存在する Team Foundation Server で使用されるように構成されている場合、一意の MAC 範囲を使用するように各 SCVMM サーバーを構成する必要があります。MAC 範囲を設定するには、Virtual Machine Manager 管理者コンソールの左下のナビゲーション ウィンドウで [管理]、[ネットワーク] の順に選択し、[グローバル静的 MAC アドレスの範囲] を開きます。MAC 範囲の構成方法の詳細については、Microsoft Web サイトを参照してください。
SCVMM が正しくインストールされ、動作していることを確認するには
Virtual Machine Manager 管理者コンソールの右側の操作ウィンドウで、[新しいバーチャル マシン] を選択します。 ウィザードの以下のページ以外のすべてのページでは、[次へ] をクリックします。
[ソースの選択] ウィザード ページで、[空の仮想ハード ディスクを使用して新しいバーチャル マシンを作成する] をオンにします。
[バーチャル マシン ID] ウィザード ページの [バーチャル マシン名] に、「blank」と入力します。
[保存先の選択] ウィザード ページで、[バーチャル マシンをホストに配置する] をオンにします。
[ホストの選択] ウィザード ページで、評価を確認し、[次へ] をクリックします。
Lab Management に使用するすべての HyperVHost コンピューターが表示される必要があります。 また、そのすべてにプラスの星評価が付いている必要があります。 そうでない場合は、問題の修正が必要な場合があります。 HyperVHost コンピューターが SCVMM での使用に適していない理由については、[評価の説明] を確認します。
[概要] ウィザード ページで、[作成] を選択します。
"blank" という名前の新しい仮想マシンが正常に作成され、SCVMM の [バーチャル マシン] タブに表示されます。 SCVMM がブート ボリュームを検出できないという警告が表示される場合があります。 これは予想されることであり、無視してかまいません。
Virtual Machine Manager 管理者コンソールで、[バーチャル マシン] を選択し、一覧に表示された仮想マシンのショートカット メニューを開き、[開始] を選択します。 仮想マシンが開始しない場合は、次のサイトにある情報を調べて、問題の原因を明らかにします。
VM の [状態] が [実行中] になった後、VM のショートカット メニューを開き、[停止] を選択します。
これにより、Hyper-V ホストが正しく構成されたことが確認されます。
仮想マシンをライブラリに保存するには、VM のショートカット メニューを開き、[ライブラリに保存] を選択します。
[ライブラリ サーバーの選択] ウィザード ページで、ライブラリ共有のいずれかを選択します。
[パスの選択] ウィザード ページで、Team Foundation Server でチーム プロジェクト コレクションに使用する予定のライブラリ共有のパスを参照します。
終了したら、"blank" という名前の仮想マシンが、SCVMM 管理者コンソールの [ライブラリ] ペインに表示されることを確認します。
これにより、ライブラリ共有が正しく構成されたことが確認されます。
次の手順に従って、SCVMM ライブラリ共有からホストに仮想マシンを転送するパフォーマンスと、仮想マシンを SCVMM ライブラリ共有に保存するパフォーマンスを向上できます。 パフォーマンスの向上により暗号化されなくなるため、イメージが暗号化されずにネットワークで送信された場合は、セキュリティに影響があります。
VM 転送のパフォーマンスを向上させるには
ライブラリ サーバーで暗号化されていないファイルの転送を有効にします。
SCVMM 管理者コンソールで [ライブラリ] タブを選択します。 [ライブラリ サーバー] ツリーで各ライブラリ サーバーのショートカット メニューを開き、[プロパティ] を選択します。
[暗号化されていないファイルの転送を許可する] をオンにします。
[OK] を選択してダイアログ ボックスを閉じます。
ホスト グループで暗号化されていないファイルの転送を有効にします。
SCVMM 管理者コンソールで [ホスト] タブを選択します。 [ホスト] ツリーで各ホスト グループのショートカット メニューを開き、[プロパティ] を選択します。
[暗号化されていないファイルの転送を許可する] をオンにします。
[OK] を選択してダイアログ ボックスを閉じます。
Team Foundation Server の Lab Management の構成
Team Foundation Server が SCVMM サーバーと通信できるようにするには、TfsMachine が VmmMachine として使用しているコンピューターとは異なる場合、このコンピューターに SCVMM 管理者コンソールもインストールする必要があります。
注意
Team Foundation Server の配置に複数のアプリケーション層コンピューターがある場合は、配置の各アプリケーション層にコンソールをインストールします。
<TFSMachine> に SCVMM 2012 コンソールをインストールするには
TfsMachine に domain\tfsadmin としてログオンします。
Virtual Machine Manager 管理者コンソールをインストールするには、Virtual Machine Manager の setup.exe を実行します。
VMM セットアップで [インストール] をクリックします。
ウィザードの以下のページ以外のすべてのページでは、[次へ] をクリックするだけでかまいません。
[インストールする機能の選択] ページで、[VMM コンソール] を選択し、[次へ] をクリックします。
ライセンスのページで、[この通知の条項に同意する] を選択し、[次へ] をクリックします。
[インストール概要] ページで、[インストール] をクリックします。
[セットアップが正常に完了しました] ページで、[閉じる] をクリックします。
<TfsMachine> に SCVMM 2008 R2 管理者コンソールをインストールするには
TfsMachine に domain\tfsadmin としてログオンします。
Virtual Machine Manager 管理者コンソールをインストールするには、Virtual Machine Manager の setup.exe を実行します。
System Center Virtual Machine Manager 2008 R2 のスタートアップ ウィザード ページでは、[セットアップ] の [VMM 管理者コンソール] を選択します。
ウィザードの以下のページ以外のすべてのページでは、[次へ] をクリックするだけでかまいません。
[設定の概要] ウィザード ページでは、[インストール] をクリックします。
[インストール] ウィザード ページでは、[閉じる] をクリックします。
Team Foundation Server の Lab Management の構成
Lab Management で Team Foundation Server を構成する必要があります。 その結果、Microsoft Test Manager で作成するテンプレートと仮想マシンにアクセスできるようになります。 これらの仮想マシンまたはテンプレートを使用すると、SCVMM 環境を作成してライブラリ共有に保存できます。 そのためには、Team Foundation Server で使用する SCVMM サーバーを選択する必要があります。
Team Foundation Server の Lab Management を構成するには
TfsMachine で、[スタート]、[すべてのプログラム]、[Microsoft Visual Studio Team Foundation Server] の順にクリックしてから、[Team Foundation Server 管理コンソール] をクリックします。
注意
TfsMachine に domain\tfsadmin としてログオンする必要があります。
管理コンソールの [アプリケーション層] ノードで [Lab Management] を選択します。
[構成] をクリックします。
[Lab Management の設定] ダイアログ ボックスが表示されます。
[Virtual Machine Manager] タブの [VMM サーバー名] に、VmmMachine (Virtual Machine Manager が実行されており、仮想マシンの管理に使用するサーバー) の名前を入力します。
[テスト] を選択して、Team Foundation Server が SCVMM サーバーと通信できるかどうかを確認します。
Team Foundation Server のサービス アカウントに、指定された SCVMM での適切なアクセス許可がない場合、ユーザー名とパスワードを求めるダイアログ ボックスが表示されます。
SCVMM 管理者ロールを持つ既存のメンバーの資格情報を指定します。 このユーザー名とパスワードを使用することで、Team Foundation Server サービス アカウントが SCVMM 管理者ロールに追加されます。
Team Foundation Server から SCVMM サーバーに接続できない場合は、赤い x 印とエラー メッセージが表示されます。 インストールの問題をトラブルシューティングする方法の詳細については、「Lab Management に関するトラブルシューティング」を参照してください。
Visual Studio Lab Management でネットワークの分離を使用すると、コンピューター名の競合やドメイン ネーム システム (DNS) 登録の競合などのネットワークの競合を避けて、1 つのラボ環境の複数のコピーを同時に実行できます。 ネットワーク分離の詳細については、「ネットワーク分離環境の作成および使用」を参照してください。 [ネットワーク分離] タブで、次の手順を実行します。
[IP ブロック] に、分離ネットワークの作成時に環境内の仮想マシンに割り当てるインターネット プロトコル (IP) アドレスの範囲を入力します。
Classless Inter-Domain Routing (CIDR) 表記法を使用して IP ブロックを入力する必要があります。 CIDR 表記法は、IP アドレス、スラッシュ (/)、およびプレフィックスのサイズで構成されています。 たとえば、192.168.0.0/24 のようになります。
指定したアドレスは仮想マシン間の内部ルーティングにのみ使用され、環境の境界を越えて公開されることはありません。 そのため、パブリック ネットワーク内で使用されていない任意のアドレス範囲を指定できます。 ほとんどの場合、既定の範囲である 192.168.23.0/24 を使用できます。
[DNS サフィックス] で、分離ネットワークの作成時に環境に割り当てるドメイン名のサフィックスを入力します。
Team Foundation Server は、ネットワーク分離環境内の各仮想マシン用の DNS を使用した一意の外部名を登録したときに入力したサフィックスを使用します。 DNS エイリアス レコードを使用すると、コンピューターおよび分離ネットワーク外のその他のオブジェクトが分離ネットワーク内でコンピューターと通信できるようになります。 Team Foundation Server は、DNS ゾーンに移行してエイリアス レコードを登録するため、Team Foundation が実行されているサービス アカウントには、特定の DNS ゾーンでのエイリアス レコードの追加と削除のための権限がある必要があります。
Team Foundation Server の配置に複数のアプリケーション層があり、各アプリケーション層が別のサービス アカウントで実行している場合、各アプリケーション層のサービス アカウントは、他のアプリケーション層で作成された DNS エイリアス レコードを編集するためのアクセス許可が必要です。
[テスト] を選択して、Team Foundation Server が サフィックスを使用できるかどうかを確認します。
サフィックスが有効な場合、緑色のチェック マークが表示されます。 [OK] をクリックします。
サフィックスが有効でない場合、赤い x 印とエラー メッセージが表示されます。 続行するには、エラーを解決する必要があります。
Team Foundation Server の配置に 1 台または複数のアプリケーション層コンピューターがある場合、次の手順を別のアプリケーション層コンピューターごとに繰り返します。
Team Foundation 管理コンソールで、[アプリケーション層] ノードを選択し、[Lab Management]、[再構成] の順に選択します。
[Lab Management の設定] ダイアログ ボックスが表示されます。
[Virtual Machine Manager] タブ、[テスト] の順に選択し、アプリケーション層が SCVMM と通信できるかどうかを試します。
Team Foundation Server のサービス アカウントに、指定された SCVMM での適切なアクセス許可がない場合、ユーザー名とパスワードの入力を求めるダイアログ ボックスが表示されます。 SCVMM 管理者ロールを持つ既存のメンバーの資格情報を入力してください。 このユーザー名とパスワードを入力し、[OK] を選択すると、このアプリケーション層の Team Foundation Server サービス アカウントが SCVMM 管理者ロールに追加されます。
各チーム プロジェクト コレクションの Lab Management の構成
SCVMM から、各チーム プロジェクト コレクションで使用するホスト グループとライブラリ共有を構成する必要があります。 たとえば、チーム プロジェクト コレクションごとに 1 つのホスト グループを割り当てて、仮想マシン リソースを均等に分割することができます。
Team Foundation ビルド のビルド定義からワークフロー機能を使用して、アプリケーションを配置したり、SCVMM 環境でテスト コントローラーを使用してテストを実行するには、テスト エージェントまたはビルド エージェントによって使用されるドメイン ユーザー アカウントを追加する必要があります。
注意
この手順では、チーム プロジェクト コレクションを既に作成している必要があります。
各チーム プロジェクト コレクションの Lab Management を構成するには
仮想マシン、テンプレート、および SCVMM 環境の保存に使用するライブラリ共有を選択するには、[アプリケーション層] の下の [チーム プロジェクト コレクション] を選択します。
重要
Lab Management 用に構成するチーム プロジェクト コレクションごとにライブラリ共有を設定する必要があります。
右側のペインで、プロジェクト コレクションの一覧から適切なチーム プロジェクト コレクションを選択します。
[Lab Management] タブを選択し、[ライブラリ共有の構成] を選択します。
[Lab Management の設定] ダイアログ ボックスが表示されます。
[ライブラリ共有] タブの [追加と検証] を選択します。
[ライブラリ共有の選択] ダイアログ ボックスが表示されます。
[ライブラリ共有の選択] ダイアログ ボックスで、このチーム プロジェクト コレクションで使用する 1 つ以上の SCVMM ライブラリ共有を選択し、[追加] を選択します。
検証プロセスで、Team Foundation Server からライブラリ共有に接続できることが確認されるようになります。 検証が失敗すると、ログが生成されます。 ログを表示して、問題を特定および解決できます。 問題を解決したら、[検証] を選択して、Team Foundation Server からライブラリ共有に接続できることを確認します。
チーム プロジェクト コレクションの各チーム プロジェクトにライブラリ共有を追加するには、ライブラリ共有の [自動プロビジョン] チェック ボックスをオンにします。
注意
ライブラリ共有の自動プロビジョンを選択した場合は、このチーム プロジェクト コレクション内のすべてのチーム プロジェクトに対して、Team Foundation Server が自動的にライブラリ共有を追加します。まだ作成されていないチーム プロジェクトに対しては、新しいチーム プロジェクト ウィザードでのプロジェクトの作成時にライブラリ共有が追加されます。このチーム プロジェクト コレクション内に既に作成されているチーム プロジェクトに対しては、これらの設定の保存時にライブラリ共有が追加されます。[自動プロビジョン] をオフにすると、チーム プロジェクト コレクションに追加した新しいチーム プロジェクトにはライブラリ共有が追加されなくなります。
チーム プロジェクト コレクションに使用するホスト グループを選択するには、[ホスト グループ] を選択します。
重要
Lab Management 用に構成するチーム プロジェクト コレクションごとにホスト グループを選択する必要があります。
[ホスト グループ] タブの [追加と検証] を選択します。
[ホスト グループの選択] ダイアログ ボックスで、このチーム プロジェクト コレクションで使用する 1 つ以上の SCVMM ホスト グループを選択し、[追加] を選択します。
チーム プロジェクト コレクションの各チーム プロジェクトにホスト グループを追加するには、ホスト グループの [自動プロビジョン] チェック ボックスをオンにします。
注意
ホスト グループの自動プロビジョンを選択した場合は、このチーム プロジェクト コレクション内のすべてのチーム プロジェクトに対して、Team Foundation Server が自動的にホスト グループを追加します。まだ作成されていないチーム プロジェクトに対しては、新しいチーム プロジェクト ウィザードでのプロジェクトの作成時にホスト グループが追加されます。このチーム プロジェクト コレクション内に既に作成されているチーム プロジェクトに対しては、これらの設定の保存時にホスト グループが追加されます。自動プロビジョンを解除すると、チーム プロジェクト コレクションに追加した新しいチーム プロジェクトにホスト グループが追加されなくなります。
テスト コントローラーのインストール
Lab Management を使用すると、アプリケーションを自分の SCVMM 環境に配置し、その環境でテストを実行することもできます。 これには、テスト コントローラーが必要です。 テスト設定と環境を使用してテストを実行する方法の詳細については、「テスト コンピューターでのテストの実行またはデータの収集の設定」を参照してください。
テスト コントローラーをインストールするには
ControllerMachine または別のコンピューターに Test Controller をインストールします。 テスト コントローラーをインストールして構成する方法の詳細については、「テスト エージェントおよびテスト コントローラーのインストールと構成」を参照してください。
注意
Lab Management に使用しているチーム プロジェクト コレクションにテスト コントローラーを登録する必要があります。
テスト エージェントとビルド エージェントの間およびテスト コントローラーと Team Foundation Server の間の通信に使用するユーザー アカウントを指定します。
注意
指定するサービス アカウントは、ドメイン アカウントである必要があります。セキュリティ上の理由から、このアカウントの特権は制限されています。必ず、管理アクセス許可のないアカウント、または信頼されたサービスにより使用されるアカウントを使用してください。これには、ビルド コントローラーとテスト コントローラーが含まれます。
このサービス アカウントに使用するアカウントを 2 つ作成することをお勧めします。これらの 2 つのアカウントを切り替える方法と、サービス アカウントを使用して既存の環境を更新する方法の詳細については、「方法: ラボ サービス アカウントを構成する」を参照してください。
Lab Management 用に構成するチーム プロジェクト コレクションごとにユーザー アカウントを選択する必要があります。