かぎ足チャート
かぎ足チャートは、一連の接続された垂直線を表示します。価格の値の動作によって折れ線の厚みと方向が変わります。このグラフは時間の経過を無視し、株式市場の傾向など、データの傾向の変化を特定するときに使用されます。このグラフは、ポイント アンド フィギュア、連行足、および新値 3 本足のグラフの種類に似ています。
.gif "SeriesChartTypeKagi")
グラフの特性
SeriesChartType 値 |
SeriesChartType.Kagi |
ポイントあたりの Y 値の数 |
1 |
系列の数 |
1 |
マーカーのサポート |
する |
組み合わせて使用できないグラフ |
他の任意のグラフの種類。 |
カスタム属性 |
PixelPointDepth、PixelPointGapDepth、PriceUpColor、ReversalAmount、UsedYValue |
解説
かぎ足チャートを使用する場合、以下のことに留意してください。
データ ポイントの X 値には自動的にインデックスが作成されます。詳細については、「Indexing Data Point X Value (データ ポイントの X 値のインデックス作成)」を参照してください。
グラフに表示されるデータ ポイントと X-Y 値の数は、元のデータとは異なります。これは、描画前に元のデータに式が適用されるためです。
式の適用後に描画されるデータ ポイント数は判断できないため、X 軸に最小値または最大値を設定しないことをお勧めします。
注意
X 軸に最小値または最大値を設定する場合、データ ポイントのインデックス値にも Maximum プロパティまたは Minimum プロパティを設定する必要があります。
このグラフの種類は、データ ポイントのアンカーと注釈をサポートしていません。
このグラフでは、幅のスキームではなく色のスキームを使用します。PriceUpColor カスタム属性を使用して、上昇傾向の色を選択できます。下降傾向の色は赤です。
系列内の Y 値の選択
1 つのデータ ポイントに複数の Y 値を持つデータ系列の場合、UsedYValue カスタム属性を使用して、使用する Y 値のインデックスを選択します。既定で、かぎ足チャートでは、インデックス 0 にある DataPoint.YValues の最初の値を使用します。
次のコードでは、かぎ足チャートに描画するデータ ポイントの 4 番目の Y 値 (インデックス 3) を選択します。
Chart1.Series("Series1")("UsedYVale")="3"
Chart1.Series["Series1"]["UsedYValue"]="3";
反転値の設定
かぎ足チャートで反転値を設定するには、ReversalAmount カスタム属性を使用します。固定値を指定するか、パーセントを表す数値に "%" を付加して指定します。
次のコードでは、0.6 の反転値を定義します。その結果、データの傾向の反転が値 0.6 を超えると、かぎ足チャートの方向が変わります。
Chart1.Series("Series1")("ReversalAmount")="0.6"
Chart1.Series["Series1"]["ReversalAmount"]="0.6";