練行足チャート
練行足チャートは、一連の接続された垂直線を表示します。価格の値の動作によって折れ線の厚みと方向が変わります。このグラフは時間の経過を無視し、株式市場の傾向など、データの傾向の変化を特定するときに使用されます。このグラフは、かぎ足、ポイント アンド フィギュア、および新値 3 本足のグラフの種類に似ています。
グラフの特性
SeriesChartType 値 |
SeriesChartType.Renko |
ポイントあたりの Y 値の数 |
1 |
系列の数 |
1 |
マーカーのサポート |
する |
組み合わせて使用できないグラフ |
他の任意のグラフの種類。 |
カスタム属性 |
BoxSize、CurrentBoxSize (読み取り専用)、PixelPointDepth、PixelPointGapDepth、PriceUpColor、UsedYValue |
解説
連行足チャートを使用する場合、以下のことに留意してください。
データ ポイントの X 値には自動的にインデックスが作成されます。詳細については、「チュートリアル: .NET Framework 3.5 用のグラフ コントロールを使用して作成したアプリケーションを実行する」を参照してください。
グラフに表示されるデータ ポイントと X-Y 値の数は、元のデータとは異なります。これは、描画前に元のデータに式が適用されるためです。
式の適用後に描画されるデータ ポイント数は判断できないため、X 軸に最小値または最大値を設定しないことをお勧めします。
注意
X 軸に最小値または最大値を設定する場合、データ ポイントのインデックス値にも Maximum プロパティまたは Minimum プロパティを設定する必要があります。
このグラフの種類は、データ ポイントのアンカーと注釈をサポートしていません。
PriceUpColor カスタム属性を使用して、上昇傾向の色を選択できます。下降傾向の色は、既定の系列の色です。
系列内の Y 値の選択
1 つのデータ ポイントに複数の Y 値を持つデータ系列の場合、UsedYValue カスタム属性を使用して、使用する Y 値のインデックスを選択します。既定で、連行足チャートでは、インデックス 0 にある DataPoint.YValues の最初の値を使用します。
次のコードでは、連行足チャートに描画するデータ ポイントの 4 番目の Y 値 (インデックス 3) を選択します。
Chart1.Series("Series1")("UsedYVale")="3"
Chart1.Series["Series1"]["UsedYValue"]="3";