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変化率式

変化率式は、履歴データと比較した価格変化率を計算します。変化率式は、現在の価格より前の一定期間に対する変化率を計算する業績評価式とは異なります。出力はパーセント形式です。

また、この式を使用して、ボリュームの変化率を計算することもできます。

変化率式

式の詳細

Dd456644.collapse_all(ja-jp,VS.140).gif構文

Chart.DataManipulator.FinancialFormula(
    FinancialFormula.RateOfChange,
    "Period",
    "Price",
    "Rate")

Dd456644.collapse_all(ja-jp,VS.140).gifパラメーター

この式には省略可能なパラメーターが 1 つあります。

  • Period
    当日より前の日数この式では、現在の変化率を計算するときに、この日からのデータを参照として使用します。既定値は 10 です。

Dd456644.collapse_all(ja-jp,VS.140).gif入力値

この式は、1 つの Y 値を入力します。

  • Price
    変化率を計算する価格。変化率の計算対象に任意のデータを指定できます (ボリュームなど)。

Dd456644.collapse_all(ja-jp,VS.140).gif出力値

この式は、1 つの Y 値を出力します。

  • Rate
    変化率インジケーター。

解説

折れ線グラフは、式の出力を表示するときに便利なグラフの種類です。

使用例

次の例では、1 日の終値について Series1 の Y 値 (Series1:Y4) の入力を使用し、Series3 に変化率 (Series3:Y) を出力します。また、当日より前の 5 日間のデータを参照として使用します。

Chart1.DataManipulator.FinancialFormula (FinancialFormula.RateOfChange, 5, "Series1:Y4", "Series3:Y")
Chart1.DataManipulator.FinancialFormula (FinancialFormula.RateOfChange, 5, "Series1:Y4", "Series3:Y");

参照

関連項目

System.Windows.Forms.DataVisualization.Charting

System.Web.UI.DataVisualization.Charting

概念

財務に関する式

式の適用