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財務に関する式

ここでは、グラフ コントロールがサポートする財務に関する式を紹介します。詳細については、「式の適用」を参照してください。

このセクションの内容

  • 集積/離散式
    価格と出来高の累積合計を計算します。

  • アベレージ トゥルー レンジ式
    次の 3 つの差のうち最大値を記録し、結果のデータ系列の移動平均を計算します。

  • ボリンジャー バンド式
    データの単純移動平均の上下の標準偏差を計算します。標準偏差は揮発性の基準なので、標準偏差が大きい場合は動きの多い相場であることを示し、標準偏差が小さい場合は動きの少ない相場であることを示します。

  • チャイキン オシレーター式
    相場の出来高のフローを監視するときに役立ちます。入力に集積/離散式を適用し、短期および長期の結果の指数移動平均を計算し、その 2 つの差を出力します。

  • 商品チャンネル指数式
    移動平均から 1 日の平均価格の平均偏差を計算します。100 を超える値は、商品が過剰買いであることを示し、-100 を下回る値は、商品が過剰売りであることを示します。

  • 逆トレンド価格オシレーター式
    1 日の価格と移動平均の差を計算します。これは、サイクル、売られすぎの価格レベル、買われすぎの価格レベルを特定するときに便利です。

  • イーズ オブ ムーブメント式
    終値と出来高を使用して、価格動向の強度を測定します。ゼロに近い値は価格があまり動かないことを示し、正の大きい値は価格が上がりやすいことを示し、負の大きい値は価格が下がりやすいことを示します。

  • エンベロープ式
    指定された割合を乖離率として使用して、移動平均の上下の境界となるエンベロープを計算します。エンベロープ インジケーターは、売買のシグナルを作成するために使用されます。式でエンベロープの計算に使用する割合を指定できます。

  • 予測式
    履歴データを回帰関数に合わせ、最適値に基づいてデータの将来値を予測します。

  • マス インデックス式
    各期間の高値と安値の範囲を計算して、トレンドの反転を予測します。指標線のふくらみは、トレンドが反転する可能性を示すシグナルです。9 日の指数移動平均式を使用して、ふくらみが買いと売りのシグナルのどちらかを判断できます。

  • マネー フロー式
    出来高で加重された標準価格の上昇傾向と下降傾向とを比較します。これは相場の上限と下限を示すために使用できます。

  • 移動平均収束発散法式
    価格の短期移動平均と長期移動平均を比較します。一般的に、この式は 9 日の指数移動平均で売買の勢いを示すシグナルとして使用します。

  • 移動平均
    移動平均式について説明します。

  • ネガティブ ボリューム インデックス式
    上げ相場を特定するときに役立ちます。ネガティブ ボリューム インデックスが移動平均を上回る場合、上げ相場の可能性が高いと判断できます。ネガティブ ボリューム インデックスが移動平均を下回る場合、上げ相場の可能性は大幅に低くなります。

  • オン バランス ボリューム式
    正および負の出来高フローを測定します。

  • 業績評価式
    履歴データと比較した価格変化率を計算します。業績評価式は、最初の使用できるデータに対する変化率を計算する変化率式とは異なります。出力はパーセント形式です。

  • ポジティブ ボリューム インデックス式
    下げ相場を特定するときに役立ちます。ポジティブ ボリューム インデックスが移動平均を下回る場合、下げ相場の可能性が高いと判断できます。ポジティブ ボリューム インデックスが移動平均を上回る場合、下げ相場の可能性は大幅に低くなります。

  • 価格指標
    価格指標式について説明します。

  • プライス ボリューム トレンド式
    終値の相対的変化を使用して累積出来高の合計を計算します。プライス ボリューム トレンド インジケーターと価格の上昇傾向の発散は、相場が底値であることを示します。プライス ボリューム トレンド インジケーターと価格の下降傾向の発散は、相場が最高値であることを示します。

  • 変化率式
    履歴データと比較した価格変化率を計算します。変化率式は、現在の価格より前の一定期間に対する変化率を計算する業績評価式とは異なります。出力はパーセント形式です。

  • 相対力指数式
    終値の上昇と下降とを比較し、0 ~ 100 の範囲の値を出力するモーメンタム オシレーター式。100 に近い値は、価格がこれから下降方向に推移することを示し、0 に近い値は、価格がこれから上昇方向に推移することを示します。

  • 標準偏差式
    揮発性を示すために使用されます。この式では、終値と移動平均など、値の差を計算します。標準偏差が高い場合、揮発性が高いことを示します。

  • ストキャスティクス インジケーター式
    単純ストキャスティクス インジケーター (%K) および平滑ストキャスティクス インジケーター (%D) を計算します。%D は %K の移動平均です。出力はパーセント形式です。80% を超える値は、現在の価格が高値に近いことを示し、20% 未満の値は、現在の価格が安値に近いことを示します。

  • ボラティリティ チャイキン式
    1 日の高値と安値の差について指数移動平均を計算し、指数移動平均の変化率を計算します。

  • ボリューム オシレーター式
    ボリュームの短期移動平均とボリュームの長期移動平均の差を計算します。正の値は強い傾向を示し、負の値は弱い傾向を示します。

  • ウィリアムズ %R 式
    これはモーメンタム インジケーターで、売られすぎのレベルおよび買われすぎのレベルを測定するために使用します。このインジケーターはストキャスティクス %K インジケーターとよく似ていますが、ウィリアムズ %R 式は 0 ~ -100 の負の値を計算し、データを平滑化しません。

参照

関連項目

System.Windows.Forms.DataVisualization.Charting

System.Web.UI.DataVisualization.Charting

概念

その他の技術情報

データのバインドと操作