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予測式

予測式は、履歴データを回帰関数に合わせ、最適値に基づいてデータの将来値を予測します。

FinancialFormulaForecasting

式の詳細

Dd456655.collapse_all(ja-jp,VS.140).gif構文

Chart.DataManipulator.FinancialFormula(
    FinancialFormula.Forecasting,
    "RegressionType,Period,ApproxError,ForecastError",
    "Historical",
    "Forecast,UpperError,LowerError")

Dd456655.collapse_all(ja-jp,VS.140).gifパラメーター

この式には省略可能なパラメーターが 4 つあります。

  • RegressionType
    回帰の種類。数値を使用して特定次数の多項式回帰を示すか、Linear、Exponential、Logarithmic、または Power のいずれかを使用して、異なる回帰の種類を指定します。既定値は 2 です。これは Linear と同じです。

  • Period
    予測する期間。現在以降の指定した期間 (日) のデータを予測します。既定値は系列の長さの半分です。

  • ApproxError
    近似値のエラーを出力するかどうか。false に設定すると、出力エラーの系列には、対応する履歴データのデータが含まれません。既定値は true です。

  • ForecastError
    予測のエラーを出力するかどうか。これを false に設定していて、ApproxError を true に設定している場合、出力エラーの系列には、すべての予測データ ポイントに関する近似値のエラーが含まれます。既定値は true です。

Dd456655.collapse_all(ja-jp,VS.140).gif入力値

この式は、1 つの Y 値を入力します。

  • Historical
    予測の履歴データ。

Dd456655.collapse_all(ja-jp,VS.140).gif出力値

この式は、3 つの Y 値を出力します。

  • Forecast
    予測値。

  • UpperError
    上限のエラー。

  • LowerError
    下限のエラー。

解説

折れ線グラフは、予測値を表示するときに便利なグラフの種類です。また、範囲グラフは、エラー境界を表示するときに便利なグラフの種類です。

使用例

次の例では、Series1 (Series1:Y) の入力を使用し、Series2 に予測 (Series2:Y)、Series3 にエラーの境界 (Series3:Y、Series3:Y2) を出力します。2 次多項式回帰と 40 日の予測期間を使用します。

Chart1.DataManipulator.FinancialFormula (FinancialFormula.Forecasting, "2,40,true,true", "Series1:Y", "Series2:Y,Series3:Y,Series3:Y2")
Chart1.DataManipulator.FinancialFormula (FinancialFormula.Forecasting, "2,40,true,true", "Series1:Y", "Series2:Y,Series3:Y,Series3:Y2");

参照

関連項目

System.Windows.Forms.DataVisualization.Charting

System.Web.UI.DataVisualization.Charting

概念

財務に関する式

式の適用