チャイキン オシレーター式
チャイキン オシレーター式は、相場の出来高のフローを監視するときに役立ちます。入力に集積/離散式を適用し、短期および長期の結果の指数移動平均を計算し、その 2 つの差を出力します。
この式は、エンベロープ式と共に使用する必要があります。
式の詳細
構文
Chart.DataManipulator.FinancialFormula(
FinancialFormula.ChaikinOscillator,
"PeriodShort,PeriodLong",
"High,Low,Close,Volume",
"CO")
パラメーター
この式には省略可能なパラメーターが 2 つあります。
PeriodShort
短期指数移動平均を計算する期間。既定値は、3 です。PeriodLong
長期指数移動平均を計算する期間。既定値は、10 です。
入力値
この式は、4 個の Y 値を入力します。
High
1 日の高値。Low
1 日の安値。Close
1 日の終値。Volume
1 日のボリューム。
出力値
この式は、1 つの Y 値を出力します。
- CO
チャイキン オシレーター。
解説
折れ線グラフは、式の出力を表示するときに便利なグラフの種類です。
使用例
次の例では、1 日の高値、安値、および終値の Series1 の Y 値 (Series1:Y、Series1:Y2、Series1:Y4)、1 日のボリュームには Series2 の Y 値 (Series2:Y) を使用し、Series3 にチャイキン オシレーター (Series3:Y) を出力します。また、短期には 5 日間、長期には 12 日間を使用します。
Chart1.DataManipulator.FinancialFormula (FinancialFormula.ChaikinOscillator, "5,12", "Series1:Y,Series1:Y2,Series1:Y4,Series2:Y", "Series3:Y")
Chart1.DataManipulator.FinancialFormula (FinancialFormula.ChaikinOscillator, "5,12", "Series1:Y,Series1:Y2,Series1:Y4,Series2:Y", "Series3:Y");
参照
関連項目
System.Windows.Forms.DataVisualization.Charting
System.Web.UI.DataVisualization.Charting