ポジティブ ボリューム インデックス式
ポジティブ ボリューム インデックス式を使用すると、下げ相場を特定するときに役立ちます。ポジティブ ボリューム インデックスが移動平均を下回る場合、下げ相場の可能性が高いと判断できます。ポジティブ ボリューム インデックスが移動平均を上回る場合、下げ相場の可能性は大幅に低くなります。
この式は、ネガティブ ボリューム インデックス式と共に使用する必要があります。
式の詳細
構文
Chart.DataManipulator.FinancialFormula(
FinancialFormula.PositiveVolumeIndex,
"StartPVI",
"Close,Volume",
"PVI")
パラメーター
この式には必須のパラメーターが 1 つあります。
- StartPVI
ポジティブ ボリューム インデックスの開始値。
入力値
この式は、2 つの Y 値を入力します。
Close
1 日の終値。Volume
1 日のボリューム。
出力値
この式は、1 つの Y 値を出力します。
- PVI
ポジティブ ボリューム インデックス。
解説
折れ線グラフは、式の出力を表示するときに便利なグラフの種類です。
使用例
次の例では、1 日の終値には Series1 の Y 値 (Series1:Y4)、1 日のボリュームには Series2 の Y 値 (Series2:Y) を使用し、100 の開始インデックスで Series3 にポジティブ ボリューム インデックス (Series3:Y) を出力します。
Chart1.DataManipulator.FinancialFormula (FinancialFormula.PositiveVolumeIndex, "100", "Series1:Y4,Series2:Y", "Series3:Y")
Chart1.DataManipulator.FinancialFormula (FinancialFormula.PositiveVolumeIndex, "100", "Series1:Y4,Series2:Y", "Series3:Y");
参照
関連項目
System.Windows.Forms.DataVisualization.Charting
System.Web.UI.DataVisualization.Charting