ボリューム オシレーター式
ボリューム オシレーター式を使用して、ボリュームの短期移動平均とボリュームの長期移動平均の差を計算します。正の値は強い傾向を示し、負の値は弱い傾向を示します。
式の詳細
構文
Chart.DataManipulator.FinancialFormula(
FinancialFormula.VolumeOscillator,
"PeriodShort,PeriodLong,UsePercentage",
"Volume",
"VO")
パラメーター
この式には省略可能なパラメーターが 3 つあります。
PeriodShort
短期移動平均を計算する期間。既定値は、5 です。PeriodLong
長期移動平均を計算する期間。既定値は、10 です。UsePercentage
差をパーセントで出力するかどうか。false に設定すると、差はポイントで出力されます。既定値は、true です。
入力値
この式は、1 つの Y 値を入力します。
- Volume
ボリューム オシレーター インジケーターを計算するボリューム。
出力値
この式は、1 つの Y 値を出力します。
- VO
ボリューム オシレーター インジケーター。
解説
折れ線グラフは、式の出力を表示するときに便利なグラフの種類です。
使用例
次の例では、ボリュームの Series1 の Y 値 (Series1:Y) の入力と、Series2 のボリューム オシレーター インジケーター (Series2:Y) の出力を使用します。また、短期には 10 日間、長期には 30 日間を使用します。
Chart1.DataManipulator.FinancialFormula (FinancialFormula.VolumeOscillator, "10,30,true", "Series1:Y", "Series3:Y")
Chart1.DataManipulator.FinancialFormula (FinancialFormula.VolumeOscillator, "10,30,true", "Series1:Y", "Series3:Y");
参照
関連項目
System.Windows.Forms.DataVisualization.Charting
System.Web.UI.DataVisualization.Charting