IDXGIOutput::GetDisplaySurfaceData
現在のディスプレイ サーフェイスのコピーを取得します。
HRESULT
GetDisplaySurfaceData(
IDXGISurface *pDestination
);
パラメータ
- pDestination
目的のサーフェイスへのポインター (「IDXGISurface」を参照)。
戻り値
次の Direct3D 10 のリターン コード のいずれかを返します。
解説
IDXGIOutput::GetDisplaySurfaceData は、出力がフルスクリーン モードの場合にのみ呼び出すことができます。メソッドが成功した場合は、目的のサーフェイスが格納され、そのリファレンス カウントがインクリメントされます。メモリー リークを防ぐために、インターフェイスの使用が終了したら、インターフェイスを解放する必要があります。
目的のサーフェイスに領域を割り当てるときに、IDXGIOutput::GetDesc を使用してサイズ (幅と高さ) を調べます。ターゲット モニターの回転にかかわらず適用できます。グラフィックス コンポーネント (Direct3D 10 など) によって作成された目的のサーフェイスは、作成時に CPU 書き込みアクセス許可が必要です (D3D10_CPU_ACCESS_WRITE を参照)。また、その他のサーフェイスは、作成時に CPU 読み取り/書き込みのアクセス許可が必要です (D3D10_CPU_ACCESS_READ_WRITE を参照)。このメソッドは、目的のサーフェイスに適合するようにサーフェイス データを調整 (拡大、縮小、フォーマットを変換、回転) します。拡大および縮小は、ポイント サンプリングによって実行されます。
要件
ヘッダー: DXGI.h 宣言
ライブラリ: DXGI.lib 内容