IDirectInput8::ConfigureDevices
接続された入力デバイスのプロパティ ページを表示し、アクションをデバイス コントロールにマップするために使用します。
HRESULT
ConfigureDevices(
LPDICONFIGUREDEVICESCALLBACK lpdiCallback,
LPDICONFIGUREDEVICESPARAMS lpdiCDParams,
DWORD dwFlags,
LPVOID pvRefData
);
パラメータ
- lpdiCallback
サーフェスの内容が変化するたびに呼び出されるコールバック関数のアドレス。「DIConfigureDevicesCallback」を参照してください。アプリケーションがプロパティ シートの表示を処理しない場合は、NULL を渡します。この場合、プロパティ シートは DirectInput によって表示され、ユーザーがプロパティ シートを閉じると制御がアプリケーションに返されます。コールバック ポインターを指定する場合は、さらに DICONFIGUREDEVICESPARAMS 構造体の lpUnkDDSTarget メンバー-に、有効なサーフェス ポインターを指定する必要があります。 - lpdiCDParams
ユーザーとゲームのジャンルに関する情報、およびユーザー インターフェイスの表示方法に関する情報を含む DICONFIGUREDEVICESPARAMS 構造体のアドレス。 - dwFlags
コントロール パネルの呼び出しに使用するモードを指定する DWORD 値。dwFlags パラメーターには、次のいずれかの値を指定します。- DICD_DEFAULT
プロパティ シートを表示専用モードで開きます。 - DICD_EDIT
プロパティ シートを編集モードで開きます。このモードでは、ユーザーがアクションとコントロールのマッピングを変更できます。呼び出しから戻った後、アプリケーションは現行デバイスが有効でなくなったと想定し、すべてのデバイス インターフェイスを解放し、IDirectInput8::EnumDevicesBySemantics を呼び出してインターフェイスを再初期化する必要があります。
- DICD_DEFAULT
- pvRefData
コールバック関数に渡すアプリケーション定義の値。
戻り値
メソッドが正常に実行された場合、戻り値は DI_OK です。失敗した場合は、次の戻り値のいずれかを返します。DIERR_INVALIDPARAM、DIERR_OUTOFMEMORY
解説
IDirectInput8::ConfigureDevices は推奨されません。このメソッドは、Windows Vista およびそれ以降の Windows のバージョンでは常に失敗します。
デバイスのビットマップやその他の表示情報は、そのデバイスのハードウェア ベンダーによって提供されます。
メソッドを呼び出す前に、アプリケーションは各アクションに関連したテキスト ラベルを変更できます。このためには、DIACTION 構造体の lptszActionName メンバーの値を変更します。
構成は、各ユーザー、各デバイス、各ゲームごとにそれぞれ別個に保管されます。この情報は、IDirectInputDevice8::BuildActionMap メソッドを使用して取得できます。
デフォルトでは、次のピクセル フォーマットでアクセラレーションがサポートされています。
A1R5G5B5
16 ビットのピクセル フォーマットで、RGB の各カラー用に 5 ビットが、アルファ (透過テクセル) 用に 1 ビットがそれぞれ確保されています。
A8R8G8B8
アルファを含む 32 ビット ARGB ピクセル フォーマット。
R9G8B8
24 ビット RGB ピクセル フォーマット。
X1R5G5B5
16 ビットのピクセル フォーマットで、そのうち 5 ビットはそれぞれのカラーのために確保されています。
X8R8G8B8
32 ビットの RGB ピクセル フォーマットで、そのうち 8 ビットはそれぞれのカラーのために確保されています。
その他のフォーマットを使用するとカラー変換が行われ、フレーム レートが大幅に低下します。
注 アプリケーションの協調レベルにより、 Windows ロゴ キーが排他協調レベルを使用してパッシブに無効化されている、または DISCL_NOWINKEY フラグを使用してアクティブに無効化されている場合であっても、デフォルトのアクション マッピング ユーザー インターフェイス (UI) が表示されている間は、そのキーはアクティブになります。
要件
ヘッダー: Dinput.h 宣言