XACT3DCalculate
X3DAUDIO_LISTENER と X3DAUDIO_EMITTER 間の 3D 位置オーディオ情報を計算します。
HRESULT
XACT3DCalculate(
X3DAUDIO_HANDLE X3DInstance,
const X3DAUDIO_LISTENER *pListener,
X3DAUDIO_EMITTER *pEmitter,
X3DAUDIO_DSP_SETTINGS *pDSPSettings
);
パラメータ
- X3DInstance
XACT3DInitialize から返された X3DAudio インスタンスです。 - pListener
3D オーディオの受信位置を含む X3DAUDIO_LISTENER 構造体へのポインターです。 - pEmitter
3D オーディオ ソースを示す X3DAUDIO_EMITTER へのポインターです。 注 この構造体の一部のメンバーは XACT3DCalculate によって使用されない場合があります。詳細については、「X3DAUDIO_EMITTER」のメンバーの説明を参照してください。 - pDSPSettings
計算結果を受け取る X3DAUDIO_DSP_SETTINGS へのポインターです。XACT3DApply を使用して XACT キューに適用されます。
戻り値
正常に実行された場合は S_OK を返し、失敗した場合はエラー コードを返します。
解説
XACT3DCalculate を呼び出す前に XACT3DInitialize を呼び出す必要があります。
この関数は、IXACT3Engine インターフェイス メソッドと組み合わせた場合にのみ使用できます。XACT3DCalculate はフラット XACT 関数と組み合わせて使用することはできません。
pEmitter の pChannelAzimuths メンバーが NULL に設定されている場合、チャンネルの数が 2、3、4、6、または 8 のときは、XACT が自動的にエミッタの方位角の値を計算します。それ以外の場合は関数がエラーになります。
要件
ヘッダー: Xact3d3.h 宣言