ロビー可能アプリケーションの登録
ロビー可能アプリケーションの登録
ロビー可能アプリケーションをロビー起動するには、事前に登録する必要がある。この登録は、1 回だけ実行される必要があり、通常はアプリケーションのセットアップ手順に含まれる。アプリケーションをロビー可能アプリケーションとして登録するため、レジストリを直接修正しようとしてはならない。代わりに、以下の処理を実行する。
- CoCreateInstance を呼び出して、ロビー アプリケーション オブジェクト (CLSID_DirectPlay8LobbiedApplication) を作成する。riid パラメータを IID_IDirectPlay8LobbiedApplication に設定して、IDirectPlay8LobbiedApplication インターフェイスを要求する。
- IDirectPlay8LobbiedApplication::RegisterProgram を呼び出す。 このメソッドは、情報を受け取り、適切なレジストリのキーと値を作成する。
IDirectPlay8LobbiedApplication::RegisterProgram には、次のものを含む、さまざまな情報を指定する必要がある。
- アプリケーションの識別に使う GUID。
- アプリケーションのフレンドリ名。
- アプリケーションの実行ファイルの場所と名前。
- ランチャアプリケーション (省略可能) の場所と名前。
- 起動時に実行ファイルに渡さなければならないコマンドライン引数。
Microsoft® DirectPlay® は、ゲーム アプリケーションではなく、ランチャ アプリケーションを起動する。次に、ランチャ アプリケーションがゲームを起動する。ランチャ アプリケーションは、たとえば違法コピー対策として使える。
登録済みプログラムの登録を解除するには、IDirectPlay8LobbiedApplication::UnRegisterProgram を呼び出す。このメソッドは、IDirectPlay8LobbiedApplication::RegisterProgram で作成されたレジストリ エントリを削除する。