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CSeekingPassThru クラス

  • [アーティクル]

CSeekingPassThru クラスは、CPosPassThru および CRendererPosPassThru オブジェクトを作成するヘルパー オブジェクトである。

CPosPassThru および CRendererPosPassThru クラスは、シーク コマンドをアップストリームに渡すヘルパー オブジェクトであるため、CSeekingPassThru クラスはヘルパー オブジェクトを作成するヘルパー オブジェクトである。

このクラスを直接使用する必要はない。その代わりに、このクラス使用のすべての詳細を処理する CreatePosPassThru 関数を使う。オブジェクトを Quatz.dll からロードすることにはさらに利点がある。これにより、フィルタのコード サイズがいくぶん減少する。詳細については、「CPosPassThru」を参照すること。

CSeekingPassThru クラスは、ISeekingPassThru インターフェイスを公開する。ISeekingPassThru::Init メソッドは、オブジェクトを初期化する。オブジェクトが初期化されると、フィルタは IMediaSeeking インターフェイスおよび IMediaPosition インターフェイスについてオブジェクトに問い合わせできる。

要件

ヘッダー : Seekpt.h 内で宣言し、Streams.h をインクルードする。

ライブラリ : Strmbase.lib (リテール ビルド) または Strmbasd.lib (デバッグ ビルド) を使う。

パブリック メソッド
CSeekingPassThru コンストラクタ メソッド。
~CSeekingPassThru デストラクタ メソッド。
CreateInstance オブジェクトのインスタンスを作成する。
ISeekingPassThru メソッド  
Init オブジェクトを初期化する。