CritCheckIn
現在のスレッドが指定されたクリティカル セクションのオーナーの場合は、TRUE を返す。
構文
BOOL WINAPI CritCheckIn(
CCritSec *pcCrit
);
パラメータ
pcCrit
CCritSec クリティカル セクションへのポインタ。
戻り値
デバッグ ビルドでは、現在のスレッドがこのクリティカル セクションのオーナーである場合は TRUE を返し、それ以外の場合は FALSE を返す。リテール ビルドでは、常に TRUE を返す。
注意
この関数は ASSERT マクロと同時に使うと、スレッドが指定されたロックを所有しているかどうかをテストするのに非常に便利である。
サンプル コード
次のサンプル コードは、この関数の使い方を示している。
{
CCritSec MyLock; // クリティカル セクションはまだロックしていない。
ASSERT(CritCheckIn(&MyLock)); // この assert はメッセージを出す。
// クリティカル セクションをロックする。
CAutoLock cObjectLock(&MyLock);
ASSERT(CritCheckIn(&MyLock)); // この assert はメッセージを出さない。
} // ロックはここで解除される。
参照