次の方法で共有


IAMTimelineComp::GetRecursiveLayerOfType

GetRecursiveLayerOfType メソッドは、このコンポジションに含まれる仮想トラックを深度の深い順に順序付け、その順序で n 番目の仮想トラックを取得する。

構文

  HRESULT GetRecursiveLayerOfType(
    IAMTimelineObj **ppVirtualTrack,
    long WhichLayer,
    TIMELINE_MAJOR_TYPE Type
);

パラメータ

ppVirtualTrack

[out] 仮想トラックの IAMTimelineObj インターフェイスを受け取るポインタのアドレス。

WhichLayer

取得する仮想トラックを指定する、ゼロから始まるインデックス値。

Type

TIMELINE_MAJOR_TYPE 列挙型のメンバ。検索にトラックを含めるかどうかを指定する。

戻り値

次のいずれかの HRESULT 値を返す。

戻りコード 説明
S_OK 成功。
E_INVALIDARG 指定された型のオブジェクトはない。
E_POINTER NULL ポインタ引数。

注意

通常、アプリケーションでこのメソッドを呼び出す必要はない。

Type 引数が TIMELINE_MAJOR_TYPE_TRACK の場合は、深度の順序付けにトラックも含まれる。それ以外の場合は、コンポジションとグループだけが含まれる。そのオブジェクト自体も順序付けに含まれる。

たとえば、コンポジション A から始まる次のような配置では、順序は B、C、F、D、E、A となる。

GetRecursiveLayerofType

メソッドが成功した場合、返される IAMTimelineObj インターフェイスに未処理の参照カウントが残る。使用後、インターフェイスを必ず解放すること。

要件

ヘッダー : Qedit.h をインクルードする。このヘッダー ファイルは、バージョン 7 以降の Microsoft® Direct3D® のヘッダーとは互換性がない。

ライブラリ : strmiids.lib を使用。

参照