IAMTimelineObj インターフェイス
IAMTimelineObj インターフェイスは、DirectShow 編集サービス (DES) でタイムライン オブジェクトを操作するメソッドを提供する。ソース、エフェクト、トランジション、トラック、グループ、コンポジションを含むすべてのタイムライン オブジェクトは、このインターフェイスを実装する。タイムライン オブジェクトは、IAMTimeline::CreateEmptyNode メソッドを呼び出して作成する。
IUnknown から継承したメソッドに加えて、IAMTimelineObj インターフェイスは次のメソッドを公開する。
メソッド | 説明 |
ClearDirty | サポートされていない。 |
FixTimes | 指定された開始タイムと終了タイムを、最も近いフレーム境界に丸める。 |
FixTimes2 | REFTIME 値として指定された開始タイムと終了タイムを、最も近いフレーム境界に丸める。 |
GetDirtyRange | サポートされていない。 |
GetDirtyRange2 | サポートされていない。 |
GetEmbedDepth | サポートされていない。 |
GetGenID | オブジェクトの生成された識別子を取得する。 |
GetGroupIBelongTo | サポートされていない。 |
GetLocked | オブジェクトの編集状態 (ロックまたはロック解除) を取得する。 |
GetMuted | オブジェクトのミュート状態を取得する。 |
GetPropertySetter | オブジェクトのプロパティ セッターを取得する。 |
GetStartStop | オブジェクトの親を基準とする、オブジェクトの開始タイムと終了タイムを取得する。 |
GetStartStop2 | オブジェクトの開始タイムと終了タイムを REFTIME 値として取得する。 |
GetSubObject | このオブジェクトに関連付けられているサブオブジェクトを取得する。 |
GetSubObjectGUID | このタイムライン オブジェクトに関連付けられているサブオブジェクトの GUID を取得する。 |
GetSubObjectGUIDB | サブオブジェクトの GUID を BSTR 値として取得する。 |
GetSubObjectLoaded | オブジェクトのサブオブジェクト ポインタが設定されているかどうかを調べる。 |
GetTimelineNoRef | サポートされていない。 |
GetTimelineType | オブジェクトの型を取得する。 |
GetUserData | アプリケーション定義の永続的なデータを取得する。 |
GetUserID | オブジェクトのアプリケーション定義の識別子を取得する。 |
GetUserName | オブジェクトのアプリケーション定義の名前を取得する。 |
Remove | このオブジェクトをタイムラインから削除して、他の場所に再挿入できるようにする。 |
RemoveAll | このオブジェクトを、サブオブジェクトと子を含めて、タイムラインから永続的に削除する。 |
SetDirtyRange | 実装されていない。 |
SetDirtyRange2 | 実装されていない。 |
SetLocked | オブジェクトの編集状態をロックまたはロック解除に設定する。 |
SetMuted | オブジェクトのミュート状態を設定する。 |
SetPropertySetter | オブジェクトのプロパティ セッターを設定する。 |
SetStartStop | タイムラインを基準にして開始タイムと終了タイムを設定する。 |
SetStartStop2 | オブジェクトの開始タイムと終了タイムを REFTIME 値として設定する。 |
SetSubObject | サポートされていない。 |
SetSubObjectGUID | このオブジェクトに関連付けられているサブオブジェクトのグローバル一意識別子 (GUID) を指定する。 |
SetSubObjectGUIDB | サブオブジェクトの GUID を BSTR 値として指定する。 |
SetTimelineType | サポートされていない。 |
SetUserData | アプリケーション定義の永続的データを設定する。 |
SetUserID | オブジェクトに対するアプリケーション定義の識別子を設定する。 |
SetUserName | オブジェクトに対するアプリケーション定義の名前を設定する。 |
要件
ヘッダー : Qedit.h をインクルードする。このヘッダー ファイルは、バージョン 7 以降の Microsoft® Direct3D® のヘッダーとは互換性がない。
ライブラリ : strmiids.lib を使用。