IDirectSoundBuffer8::GetObjectInPath

バッファに関連付けられたエフェクトオブジェクトのインターフェイスを取得する。

構文

  HRESULT GetObjectInPath(
  REFGUID 
  rguidObject
  , 
  DWORD 
  dwIndex
  , 
  REFGUID 
  rguidInterface
  , 
  LPVOID * 
  ppObject

  );

パラメータ

rguidObject

検索するオブジェクトの一意なクラス識別子。GUID_DSFX_STANDARD_ECHO など。任意のクラスのオブジェクトを検索する場合は、このパラメータに GUID_All_Objects を設定する。

dwIndex ****

パスにおけるそのクラスのオブジェクト群での、そのオブジェクトのインデックス。「注意」を参照すること。

rguidInterface

目的のインターフェイスの一意な識別子。「注意」を参照すること。

ppObject

目的のインターフェイスポインタを受け取る変数のアドレス。

戻り値

成功した場合は DS_OK を返す。

失敗した場合は、次のいずれかのエラー値を返す。

リターンコード

DSERR_CONTROLUNAVAIL

注意

IDirectSoundBuffer8::SetFX を使ってバッファに設定されている DMO は、リソースが割り当てられていなくても取得できる。

以下のインターフェイスは、DirectX で提供されている各種 DMO に対して取得できる。

*rguidInterface*	*ppObject
IID_IDirectSoundFXGargle8	IDirectSoundFXGargle8
IID_IDirectSoundFXChorus8	IDirectSoundFXChorus8
IID_IDirectSoundFXFlanger8	IDirectSoundFXFlanger8
IID_IDirectSoundFXEcho8	IDirectSoundFXEcho8
IID_IDirectSoundFXDistortion8	IDirectSoundFXDistortion8
IID_IDirectSoundFXCompressor8	IDirectSoundFXCompressor8
IID_IDirectSoundFXParamEq8	IDirectSoundFXParamEq8
IID_IDirectSoundFXWavesReverb8	IDirectSoundFXWavesReverb8
IID_IDirectSoundFXI3DL2Reverb8	IDirectSoundFXI3DL2Reverb8

さらに、標準の DMO では以下のインターフェイスを使える。これらのインターフェイスの詳細については、DirectX Media Object のヘルプを参照すること。

注 DirectSound API を使ってバッファを再生すると、DirectSound は DMO バッファにタイムスタンプを押さないので、IMediaParams インターフェイスを使って設定されたパラメータカーブ (エンベロープ) は動作しない。

dwIndex の値は、IDirectSoundBuffer8::SetFX に渡されたエフェクトの配列内でのオブジェクトのインデックスである。一部のエフェクトがまだ作成されていない場合があるため、この値はエフェクト内のオブジェクトの実際の位置を表しているとは限らない。

オブジェクトは、rguidObject および dwIndex との一致だけに基づいて返される。rguidInterface がそのオブジェクトで使われているインターフェイスを示しているかどうかは、アプリケーション側で確認する必要がある。

要件

** ヘッダー:**dsound.h で宣言。

参照

その他のリソース