ITuningSpaceContainer::get_Item
get_Item メソッドは、指定した ID を持つチューニング空間を取得する。
構文
HRESULT get_Item(
VARIANT varIndex,
ITuningSpace** ppTuningSpace
);
パラメータ
varIndex
[in] チューニング空間の ID を指定する VARIANT。
ppTuningSpace
[out] 返されるインターフェイスに設定する ITuningSpace インターフェイス ポインタのアドレス。
戻り値
成功した場合は S_OK を返す。メソッドが失敗した場合は、標準 COM IErrorInfo インターフェイスを使ってエラー情報を取得できる。
注意
チューニング空間は ID 番号で識別される。この ID 番号はコレクション内で一意である。有効な ID の範囲は連続しているとは限らない。チューニング空間を追加して削除した場合には、欠番となる場合がある。
サンプル コード
CComPtr <ITuningSpaceContainer> pTuningSpaceContainer;
// SystemTuningSpaces オブジェクトを作成する (省略)。
long cCount = 0;
long ID = 1; // 0 は有効な ID ではない。
hr = pTuningSpaceContainer->get_Count(&cCount);
if (SUCCEEDED(hr))
{
while (cCount)
{
CComPtr<ITuningSpace> pTuningSpace;
CComVariant varIndex(ID);
hr = pITuningSpaceContainer->get_Item(varIndex, &pTuningSpace);
if (SUCCEEDED(hr))
{
// pTuningSpace はこの ID を持つチューニング空間を指す。
--cCount;
}
ID++; // 次の ID 用にインクリメントする。
}
}
参照