VBI サーフェイス アロケータ
VBI サーフェイス アロケータは、ハードウェア ビデオ ポートを使ってキャプチャを行う場合の、アナログ TV グラフ内での VBI バッファ割り当てを制御する。Bt829 デコーダなどのデバイスでは、フレーム バッファは複数の VBI キャプチャ バッファを持っている可能性がある。そのバッファには、一般的にビデオ ポートとして知られる、独自仕様のハードウェアベースのメカニズムを通じてアクセスする。VBI サーフェイス アロケータはキャプチャ フィルタからダウンストリーム接続し、出力ピンを持たない。このフィルタは DirectDraw を介してオーバーレイ ミキサと共に働き、ハードウェアのビデオ ポートで、限られた同じ SVGA フレーム バッファ メモリを利用し、協調して動作する。
フィルタ インターフェイス | IBaseFilter |
入力ピン メディア タイプ | MEDIATYPE_Video、MEDIASUBTYPE_VPVBI |
入力ピン インターフェイス | IKsPropertySet |
出力ピン メディア タイプ | MEDIATYPE_NULL、MEDIASUBTYPE_NULL。(出力ピンには何も接続されない。) |
出力ピン インターフェイス | 該当なし。 |
フィルタ CLSID | CLSID_VBISurfaces |
プロパティ ページ CLSID | プロパティ ページなし。 |
実行モジュール | vbisurf.ax |
メリット | MERIT_NORMAL |
フィルタ カテゴリ | CLSID_LegacyAmFilterCategory |
注意
Windows 98 SE および Windows 2000 では、VBI サーフェイス アロケータはセカンダリ モニタ上のビデオ ポート接続をサポートしない。この場合、ピン接続は失敗する。Windows Me と Windows XP にはこの制限はない。