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ビデオ関数とイメージ関数

これらの関数およびマクロは、DirectShow ビデオフォーマット構造体を操作する。

関数 説明
BIT_MASKS_MATCH 2 つの VIDEOINFO 構造体のカラー マスクを比較する
BITMASKS VIDEOINFO 構造体からカラー マスクを取得する。
COLORS VIDEOINFO 構造体からパレット エントリを取得する。
ContainsPalette 指定した VIDEOINFOHEADER 構造体にパレットがあるかどうかを調べる。
ConvertVideoInfoToVideoInfo2 VIDEOINFOHEADER を使うメディア タイプを、VIDEOINFOHEADER2 を使うメディア タイプに変換する。
DIBSIZE DIB (デバイスに依存しないビットマップ) が必要とするバイト数を計算する。
GetBitCount 指定したビデオ サブタイプが使うピクセルあたりのビット数を返す。
GetBitmapFormatSize 指定した BITMAPINFOHEADER 構造体を保持できる VIDEOINFO 構造体が必要とするサイズを計算する。
GetBitmapPalette VIDEOINFOHEADER 構造体の最初のパレット エントリを返す。
GetBitmapSize DIB (デバイスに依存しないビットマップ) が必要とするバイト数を計算する。
GetBitmapSubtype 指定したビットマップのメディア サブタイプ GUID を返す。
GetSubtypeName ビデオ サブタイプの、人が読むことのできる名前を取得する。
GetTrueColorType 16 ビット非圧縮 RGB ビットマップのメディア サブタイプ GUID を返す。
HEADER VIDEOINFOHEADER 内の BITMAPINFOHEADER のアドレスを返す。
MPEG1_SEQUENCE_INFO MPEG1VIDEOINFO 構造体内のシーケンス ヘッダーのアドレスを返す。
PALETTISED ビットマップの色深度が 8 ビット以下かどうかをチェックする。
PALETTE_ENTRIES 指定したビットマップのパレットの最大色数を取得する。
RESET_MASKS VIDEOINFO 構造体のカラー マスク フィールドにゼロを埋め込む。
RESET_HEADER VIDEOINFOHEADER にゼロを埋め込む。
RESET_PALETTE VIDEOINFO 構造体のパレット エントリにゼロを埋め込む。
SIZE_EGA_PALETTE 4 ビットの RGB ビットマップのパレット エントリで必要なサイズを計算する。
SIZE_MASKS VIDEOINFO 構造体のカラー マスクのサイズを計算する。
SIZE_MPEG1VIDEOINFO シーケンス ヘッダーを含めた MPEG1VIDEOINFO 構造体のサイズを計算する。
SIZE_PALETTE VIDEOINFO 構造体のパレット エントリのサイズを計算する。
SIZE_PREHEADER VIDEOINFOHEADER 構造体内の bmiHeader フィールドのバイト オフセットを計算する。
SIZE_VIDEOHEADER VIDEOINFOHEADER 構造体のサイズを計算する。
TRUECOLOR VIDEOINFO 構造体から TRUECOLORINFO 構造体を返す。

注意

ここで説明するほとんどのマクロと関数は、RGB ビットマップの VIDEOINFOHEADER 構造体および VIDEOINFO 構造体を操作するために設計されている。これらのマクロは注意して使うこと。これらのほとんどは、指定した構造体が正しく初期化されていることを前提としている。またこれらの多くは、BITMAPINFOHEADER 構造体が標準サイズ (biSize == sizeof(BITMAPINFOHEADER)) であることを前提としている。

DirectShow 基底クラス ライブラリは、以下のグローバル定数を提供している。これらは、トゥルーカラー ビットマップの標準カラー マスクを定義する定数である。

グローバル データ 説明
bits555 5-5-5 フォーマットで示した、16 ビット RGB ビットマップのカラー マスクの配列。
bits565 5-6-5 フォーマットで示した、16 ビット RGB ビットマップのカラー マスクの配列。
bits888 RGB 24 ビット RGB ビットマップのカラー マスクの配列

これらの定数はすべて、赤、緑、青のマスクをこの順序で含む、3 つの DWORD の配列である。