次の方法で共有


命令 - vs_1_1

命令 - vs_1_1

ここでは、頂点シェーダ バージョン 1_1 命令のリファレンス情報を記述する。

次の表に示すように、頂点シェーダ命令にはいくつかの種類がある。右側の列の意味は次のとおりである。

  • 命令スロット - 各命令で使う命令スロットの数。
  • セットアップ - 算術命令以外の命令。すべてのシェーダにバージョン命令が必要であり、その命令は最初の命令でなければならない。
  • 算術 - これらの命令は、シェーダ内での算術演算を行う。
  • マクロ命令 - これらの命令は、算術命令を結合して高レベルの機能を実現する。マクロ命令の使用はオプションである。基本となる実装を最適化できるように、マクロ命令、特に行列乗算命令 (m3x2、m3x3、m3x4、m4x3、m4x4) の使用を推奨する。
  • 新規 - これらの命令はこのバージョンの新機能である。

命令セット

名前 説明 命令スロット セットアップ 算術 マクロ命令 新規
add 2 つのベクトルの加算。 1 x x
dcl_usage 入力頂点レジスタの宣言。「レジスタ - vs_1_1」参照。 0 x x
def 定数の定義。 0 x x
dp3 3 成分の内積。 1 x x
dp4 4 成分の内積。 1 x x
dst 距離。 1 x x
exp 完全精度の 2x。 10 x x
expp 部分精度の 2x。 1 x x
frc 小数部。 3 x x
lit ライティングの計算。 1 x x
log 完全精度の log2(x)。 10 x x
logp 部分精度の log2(x)。 1 x x
m3x2 3x2 行列乗算。 2 x x
m3x3 3x3 行列乗算。 3 x x
m3x4 3x4 行列乗算。 4 x x
m4x3 4x3 行列乗算。 3 x x
m4x4 4x4 行列乗算。 4 x x
mad 積和。 1 x x
max 最大値。 1 x x
min 最小値。 1 x x
mov 移動。 1 x x
mul 乗算。 1 x x
nop 空命令 (何の演算も実行しない)。 0 x x
rcp 逆数。 1 x x
rsq 逆数平方根。 1 x x
sge 比較 : 以上。 1 x x
slt 比較 : より小さい。 1 x x
sub 減算。 1 x x
vs バージョン。 0 x x