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D3D10_DEPTH_STENCIL_DESC

  • [アーティクル]

深度ステンシル ステートについて記述します。

typedef struct D3D10_DEPTH_STENCIL_DESC {
    BOOL DepthEnable;
    D3D10_DEPTH_WRITE_MASK DepthWriteMask;
    D3D10_COMPARISON_FUNC DepthFunc;
    BOOL StencilEnable;
    UINT8 StencilReadMask;
    UINT8 StencilWriteMask;
    D3D10_DEPTH_STENCILOP_DESC FrontFace;
    D3D10_DEPTH_STENCILOP_DESC BackFace;
} D3D10_DEPTH_STENCIL_DESC;

メンバ

  • DepthEnable
    深度テストを有効にするかどうかを指定するブール値です。デフォルト値は TRUE です。
  • DepthWriteMask
    深度データにより変更可能な深度ステンシル バッファーの部分を識別する、D3D10_DEPTH_WRITE_MASK 列挙型のメンバーです。デフォルト値は D3D10_DEPTH_WRITE_MASK_ALL です。
  • DepthFunc
    既存の深度データに対するデータの比較方法を定義する、D3D10_COMPARISON_FUNC 列挙型のメンバーです。デフォルト値は D3D10_COMPARISON_LESS です。
  • StencilEnable
    ステンシル テストを有効にするかどうかを指定するブール値です。デフォルト値は FALSE です。
  • StencilReadMask
    深度ステンシル バッファーのステンシル データを読み取る部分を識別する値です。デフォルト値は D3D10_DEFAULT_STENCIL_READ_MASK です。
  • StencilWriteMask
    深度ステンシル バッファーのステンシル データを書き込む部分を識別する値です。デフォルト値は D3D10_DEFAULT_STENCIL_WRITE_MASK です。
  • FrontFace
    カメラの方向を向いたサーフェス法線を持つピクセルに対して実施した深度テストとステンシル テストの結果をどのように使用するかを識別する D3D10_DEPTH_STENCILOP_DESC 構造体です。
  • BackFace
    サーフェスの法線がカメラの方向を向いていないピクセルに対する深度テストとステンシル テストの結果を使用する方法を識別する D3D10_DEPTH_STENCILOP_DESC 構造体です。

解説　

深度ステンシル ステートは、出力結合ステージで深度ステンシル テストを実行する方法を制御します。

ステンシル操作をサポートしているフォーマットは、DXGI_FORMAT_D24_UNORM_S8_UINT および DXGI_FORMAT_D32_FLOAT_S8X24_UINT です。

要件

ヘッダー: D3D10.h 宣言

ライブラリ: D3D10.lib 内容

関連項目

コア構造体