D3DXCreatePRTEngine

3D シーンの事前演算済み放射輝度伝播 (PRT) シミュレーションを効率的に生成できる ID3DXPRTEngine オブジェクトを作成します。

HRESULT 
D3DXCreatePRTEngine(
  LPD3DXMESH pMesh,
  DWORD * pAdjacency,
  BOOL ExtractUVs,
  LPD3DXMESH pBlockerMesh,
  LPD3DXPRTENGINE ppEngine
);

パラメータ

• pMesh
  3D シーンをモデリングする入力 ID3DXMesh メッシュ オブジェクトへのポインターです。このメッシュには、頂点を一意の属性に格納する属性テーブルが必要です。
• pAdjacency
  面ごとの 3 つの DWORD 値を格納する配列へのポインターです (オプション)。この配列に隣接する面のインデックスが格納されます。この配列内のバイト数は、((3 * ID3DXBaseMesh::GetNumFaces) * sizeof(DWORD)) 以上でなければなりません。NULL でもかまいません。
• ExtractUVs
  TRUE の場合は、アルベドまたは PRT ベクトルの格納にテクスチャーが使用されます。
• pBlockerMesh
  3D シーンをブロック化するオプションの ID3DXMesh メッシュ オブジェクトへのポインターです。NULL でもかまいません。
• ppEngine
  出力 ID3DXPRTEngine オブジェクトへのポインターです。

戻り値

成功すると、D3D_OK を返します。失敗した場合は、次の戻り値のいずれかを返します。D3DERR_INVALIDCALL、E_OUTOFMEMORY

解説　

複数のメッシュを 1 つのメッシュ インターフェイスに統合するには D3DXConcatenateMeshes を使用します。

要件

ヘッダー: D3DX9Mesh.h 宣言

ライブラリ: D3dx9.lib 内容