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D3DXCreateTexture

  • [アーティクル]

空のテクスチャーを作成します。呼び出しパラメーターは必要に応じて修正されます。

HRESULT 
D3DXCreateTexture(
  LPDIRECT3DDEVICE9 pDevice,
  UINT Width,
  UINT Height,
  UINT MipLevels,
  DWORD Usage,
  D3DFORMAT Format,
  D3DPOOL Pool,
  LPDIRECT3DTEXTURE9 * ppTexture
);

パラメータ

  • pDevice
    IDirect3DDevice9 インターフェイスへのポインターです。テクスチャーに関連付けられるデバイスを示します。
  • Width
    幅 (ピクセル単位) です。この値が 0 の場合、値 1 が使用されます。「解説」を参照してください。
  • Height
    高さ (ピクセル単位) です。この値が 0 の場合、値 1 が使用されます。「解説」を参照してください。
  • MipLevels
    ミップマップ レベル数の要求値です。この値が 0 または D3DX_DEFAULT の場合は、完全なミップマップのチェーンが作成されます。
  • Usage
    0, D3DUSAGE_RENDERTARGET または D3DUSAGE_DYNAMIC。このフラグを D3DUSAGE_RENDERTARGET に指定すると、サーフェスが IDirect3DDevice9::SetRenderTarget メソッドを呼び出すことによりレンダー ターゲットとして使用されます。D3DUSAGE_RENDERTARGET または D3DUSAGE_DYNAMIC を指定する場合、アプリケーションでは IDirect3D9::CheckDeviceFormat を呼び出して、デバイスがこの処理をサポートしていることを確認する必要があります。動的テクスチャーの使用の詳細については、「動的テクスチャーの使用」を参照してください。
  • Format
    D3DFORMAT 列挙型のメンバーです。テクスチャーに対して要求されたピクセル フォーマットを示します。要求したフォーマットをデバイスがサポートしていない場合は、指定したものと異なるテクスチャーが返されることがあります。アプリケーションでは、返されたテクスチャーのフォーマットをチェックし、要求したフォーマットと一致するかどうかを確認する必要があります。
  • Pool
    D3DPOOL 列挙型のメンバーです。テクスチャーを配置するメモリー クラスを示します。
  • ppTexture
    作成するテクスチャー オブジェクトを表す IDirect3DTexture9 インターフェイスへのポインターのアドレスです。

戻り値

成功すると、D3D_OK を返します。失敗した場合は、次の戻り値のいずれかを返します。D3DERR_INVALIDCALL、D3DERR_NOTAVAILABLE、D3DERR_OUTOFVIDEOMEMORY、E_OUTOFMEMORY

解説　

D3DXCreateTexture は、内部で D3DXCheckTextureRequirements を使用して呼び出しパラメーターを調整します。このため、IDirect3DDevice9::CreateTexture の呼び出しが失敗する場合に、D3DXCreateTexture の呼び出しが成功することがよくあります。

高さと幅の両方を D3DX_DEFAULT に設定すると、両方のパラメーターに値 256 が使われます。高さと幅のどちらかを D3DX_DEFAULT に設定し、もう一方のパラメーターに数値を設定すると、テクスチャーは高さと幅がその数値と等しい正方形になります。

要件

ヘッダー: D3dx9tex.h 宣言

ライブラリ: D3dx9.lib 内容

関連項目

D3DX 9 のテクスチャー関数