D3DXLoadVolumeFromMemory
メモリーからボリュームをロードします。
HRESULT
D3DXLoadVolumeFromMemory(
LPDIRECT3DVOLUME9 pDestVolume,
CONST PALETTEENTRY * pDestPalette,
CONST D3DBOX * pDestBox,
LPCVOID pSrcMemory,
D3DFORMAT SrcFormat,
UINT SrcRowPitch,
UINT SrcSlicePitch,
CONST PALETTEENTRY * pSrcPalette,
CONST D3DBOX * pSrcBox,
DWORD Filter,
D3DCOLOR ColorKey
);
パラメータ
- pDestVolume
IDirect3DVolume9 インターフェイスへのポインターです。イメージの転送先ボリュームを指定します。 - pDestPalette
転送先の 256 色パレットである PALETTEENTRY 構造体へのポインター、または NULL です。 - pDestBox
D3DBOX 構造体へのポインターです。転送先のボックスを指定します。ボリューム全体を指定する場合は、このパラメーターを NULL にします。 - pSrcMemory
メモリー内にあるソース ボリュームの左上隅へのポインター - SrcFormat
D3DFORMAT 列挙型のメンバーです。ソース ボリュームのピクセル フォーマットを指定します。 - SrcRowPitch
ソース イメージのピッチ (バイト単位)。DXT フォーマット (圧縮テクスチャー フォーマット) の場合、この数値にはセルの 1 行の幅をバイト単位で指定します。 - SrcSlicePitch
ソース イメージのピッチ (バイト単位)。DXT フォーマット (圧縮テクスチャー フォーマット) の場合、この数値にはセルの 1 スライスの幅をバイト単位で指定します。 - pSrcPalette
転送元の 256 色パレットである PALETTEENTRY 構造体へのポインター、または NULL です。 - pSrcBox
D3DBOX 構造体へのポインターです。転送元のボックスを指定します。このパラメーターには、NULL を指定できません。 - Filter
イメージのフィルタリング方法を指定する、1 つ以上の D3DX_FILTER の組み合わせです。このパラメーターに D3DX_DEFAULT を指定すると、D3DX_FILTER_TRIANGLE | D3DX_FILTER_DITHER を指定したのと同じ結果になります。 - ColorKey
透明な黒と置き換える D3DCOLOR 値、またはカラーキーを無効にする 0 を指定します。この値は、元のイメージのフォーマットに関係なく常に 32 ビットの ARGB カラーになります。最上位にはアルファ値を指定します。カラー キーを不透明にする場合には FF に設定します。したがって、不透明な黒の場合には、値が 0xFF000000 になります。
戻り値
成功すると、D3D_OK を返します。失敗した場合は、次のいずれかの値を返します。D3DERR_INVALIDCALL と D3DXERR_INVALIDDATA のいずれかです。
解説
ボリューム テクスチャーの、レベルが 0 以外のサーフェスに書き込んだ場合、ダーティ矩形は更新されません。D3DXLoadVolumeFromMemory が呼び出されテクスチャーがまだダーティでない場合 (通常の使用方法では起こり得ません)、アプリケーションはボリューム テクスチャー上で明示的に IDirect3DVolumeTexture9::AddDirtyBox を呼び出す必要があります。
要件
ヘッダー: D3dx9tex.h 宣言
ライブラリ: D3dx9.lib 内容
関連項目
D3DXLoadVolumeFromFile, D3DXLoadVolumeFromResource, D3DXLoadVolumeFromVolume, D3DX 9 のテクスチャー関数