IDXGIDevice1::SetMaximumFrameLatency
レンダリング用にシステムがキューに格納できるフレームの数を設定します。
HRESULT
SetMaximumFrameLatency(
UINT MaxLatency
);
パラメータ
- MaxLatency
ドライバーがキューに格納できるバック バッファーの最大フレーム数。デフォルト値は 3 ですが、1 ~ 16 の範囲で設定できます。0 を指定すると、遅延はデフォルト値にリセットされます。マルチヘッド デバイスの場合、この値はヘッドごとに指定します。
戻り値
正常に実行された場合は S_OK を返し、それ以外の場合でデバイスが削除されているときには DXGI_ERROR_DEVICE_REMOVED を返します。
解説
フレーム遅延とは、レンダリング用に送信される前にキューに格納できるフレームの数のことです。遅延は、レンダリング用キュー内のフレームとユーザー入力のいずれに対応するのかを CPU が決定する方法を制御する際によく使用されます。ユーザー入力のないアプリケーション (ビデオの再生など) でデータを 4 フレーム以上キューに格納する場合に便利なことがよくあります。
要件
ヘッダー: DXGI.h 宣言
ライブラリ: DXGI.lib 内容
関連項目
DXGI のインターフェイス | IDXGIDevice1 | IDXGIDevice1::GetMaximumFrameLatency