IDXGISwapChain::SetFullscreenState

表示モードをウィンドウモードまたは全画面モードに設定します。

HRESULT 
SetFullscreenState(
  BOOL Fullscreen,
  IDXGIOutput *pTarget
);

Fullscreen
全画面モードの場合は TRUE を使用し、ウィンドウモードの場合は FALSE を使用します。
pTarget
現在の表示モードが全画面の場合、このパラメーターは、スワップチェーンを含む出力ターゲット (「IDXGIOutput」を参照) でなければなりません。それ以外の場合、このパラメーターは無視されます。このパラメーターを NULL に設定すると、スワップチェーンのデバイスおよび出力ウィンドウの配置に基づいて出力が選択されます。

このメソッドが返す値は次のとおりです。

処理に成功し、要求された状態にスワップチェーンが置かれている場合は、S_OK を返します。
処理に失敗した場合は、DXGI_ERROR_NOT_CURRENTLY_AVAILABLE を返します。全画面スワップチェーンをウィンドウモードに切り替えられない場合、さまざまな理由があります。次に例を示します。
- アプリケーションがターミナルサーバー経由で実行されている。
- 出力ウィンドウが遮断されている。
- 出力ウィンドウにキーボードフォーカスがない。
- 他のアプリケーションが既に全画面モードになっている。
このエラーが返された場合、アプリケーションは引き続きウィンドウモードで稼働し、後で全画面モードへの切り替えを試行することができます。
この API を呼び出したときに、全画面モードとウィンドウモードとの間でトランジションが発生すると、DXGI_STATUS_MODE_CHANGE_IN_PROGRESS が返されます。
メモリーが不足している場合や、別の予期しないエラーが発生した場合は、他のエラーコードが返されます。これらのコードは、継続できないハードエラーとして扱われる場合があります。

DXGI は、ユーザーまたはシステムの要求に応答して、スワップチェーンの表示モードを変更することができます。

ヘッダー: DXGI.h 宣言

ライブラリ: DXGI.lib 内容

その他のリソース