チーム プロジェクトへのレポートのアップロード
TFS (内部設置型) の配置にレポート サーバーを追加して、ビルドの品質評価、バグの傾向、バーンダウン、テストの進行状況など、チーム プロジェクトに関する豊富なデータにアクセスできます。 SQL Server Reporting Services (SSRS) のレポートには、チームが作業を管理し、プロセスを改善するのに役立つ情報が示されます。
.png "手順 1: レポート サーバーの追加")
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.png "手順 2: レポートのアップロード")
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.png "手順 3: アクセス許可の付与")
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.png "手順 4: チームのタスクのレビュー")
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レポート サーバーを追加した後、チーム プロジェクトにレポートを追加できます。 TFS 2010、TFS 2012、または TFS 2013 の内部設置型の配置に接続するときに、レポートをアップロードできます。
チーム エクスプローラーの [レポート] ページが空の場合は、レポートをアップロードできます。
.png "レポート ページが空の場合にレポートをアップロード")
[レポート] ページがまったく表示されない場合は、レポート サーバーを追加できます。
チーム プロジェクトへのレポートのアップロード
TFS パワー ツールに用意された tfpt コマンド ライン ツールを使用します。
次のツール、構成、およびアクセス許可があることを確認します。
TFS パワー ツールをインストールしていない場合は、今すぐインストールしてください。
Visual Studio または Team Explorer をインストールしていない場合は、どちらかを今すぐインストールしてください。 チーム エクスプローラーは無料でダウンロードできます。 チーム エクスプローラーは、tfpt コマンド ライン ツールを実行するのと同じコンピューターに存在している必要があります。
チーム プロジェクトの管理者でない場合は、この時点で追加してもらいます。
SQL Server Reporting Services のコンテンツ マネージャーまたは Team Foundation Content Manager ロールが追加されていない場合は、この時点で追加してもらいます。
Microsoft Visual Studio Team Foundation Server 2013 をインストールしていない場合は、今すぐインストールしてください。 最新バージョンのレポートを含む既定のプロセス テンプレートを入手するには、この方法しかありません。
チーム エクスプローラーから、チーム プロジェクトの作成に使用したものと互換性のある最新のプロセス テンプレートをダウンロードします。
.png "プロセス テンプレートのダウンロード")
チーム プロジェクトの作成に使用されたプロセス テンプレートの種類を確認するには、チーム エクスプローラーの新しい作業項目メニューに表示される作業項目の種類をレビューし、次の図の作業項目の種類と比較します。 作業項目の種類が一覧表示されている内容と異なる場合、カスタム プロセス テンプレートを使用していることが考えられます。
Visual Studio Scrum
MSF for Agile
MSF for CMMI
.png "スクラム作業項目")
.png "アジャイル作業項目")
.png "CMMI 作業項目")
注意
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一般には、チーム プロジェクトの作成に使用されたプロセス テンプレートの最新バージョンを使用できます。たとえば、チーム プロジェクトが Microsoft Visual Studio Scrum 2.0 バージョンで作成された場合でも、Microsoft Visual Studio Scrum 2013 のレポートをアップロードできます。
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プロセス テンプレートをダウンロードするには、チーム プロジェクト コレクションの管理者でなければならず、同じバージョンの Visual Studio またはチーム エクスプローラーを使用して TFS に接続する必要があります。たとえば、チーム エクスプローラー 2013 から TFS 2013 に接続します。
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プロセス テンプレートと作業項目の種類の詳細については、ここを参照してください。
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管理者モードのコマンド プロンプトを開き、パワー ツールをインストールしたディレクトリに移動します。
cd %programfiles%\Microsoft Team Foundation Server 2013 Power Tools64 ビット版の Windows では、%programfiles% を %programfiles(x86)% に置き換えます。
レポートをアップロードします。 指定するプロセス テンプレートには、チーム プロジェクトの作成に使用したものとの互換性が必要です。 さらに、チーム プロジェクトをホストするチーム プロジェクト コレクションにアップロードされている必要があります。
tfpt addprojectreports /collection:"http://MyServer:8080/tfs/DefaultCollection" /teamproject:MyProject /processtemplate:"TemplateName"TFS 2013 と共にアップロードされるプロセス テンプレートの名前を次に示します。
Microsoft Visual Studio Scrum 2013
MSF for Agile Software Development 2013
MSF for CMMI Process Improvement 2013
以前にアップロードしたレポートを上書きするには、/force オプションを指定します。
チーム エクスプローラーの
.png "レポート")
[レポート] ページからレポート サイトを開きます。 新たにアップロードされたレポートを表示するには、.gif "クエリを最新の情報に更新")
ページの更新が必要になる場合があります。.png "チーム プロジェクト レポート サイトを開く")
また、レポート マネージャーのスクラム プロジェクトのアップロードされたレポートのビューを次に示します。
.png "レポート マネージャーでスクラム レポートを開く")
チーム プロジェクト用に収集されたデータ量に応じて、データ ウェアハウスとキューブのビルドに数分から数時間かかる場合があります。 ただし、ビルドされたら、TFS の最初の配置以降のチーム プロジェクトの進行状況を参照できます。
次の操作:
レポートを表示または作成するためのアクセス許可を付与します。
Q & A
Q: どうすればレポートが最新かどうかを確認できますか。
A: レポートの最終更新日時を確認するには、各レポートの右下隅に表示される [最終更新日] のタイム スタンプをチェックします。
Q: レポートはどれくらいの頻度で更新されますか。
A: レポートがアクセスするリレーショナル データ ウェアハウス (Tfs_Warehouse) のデータは 2 分ごとに更新され、キューブ (Tfs_Analysis) のデータは 2 時間ごとに更新されます。
Q: レポートが最新ではなくなる原因をどのように解決できますか。
A: すべてまたは一部のデータがデータ ウェアハウスに送られなくなると、レポートが最新ではなくなります。 データ フローを確認するには、ウェアハウス コントロール Web サービスの GetProcessStatus を実行します さらに、発生する可能性のあるスキーマの競合があれば修正します。
Q: tfpt addprojectreports は、どのようなタスクを実行しますか。
A: tfpt addprojectreports コマンドはプロセス テンプレートの ReportTasks ファイルに含まれている命令を実行します。 このファイルは、プロセス テンプレートの Reports フォルダーにあります。 タスクには、レポート フォルダーの作成、各レポートのレポート パラメーターとデータ ソースの設定、レポート サーバーへのレポートのアップロードが含まれます。
Q: 1 つのレポートだけをアップロードする場合はどうすればよいですか。
A: レポート マネージャーの [ファイルのアップロード] を使用して 1 つのレポートをアップロードできます。 レポートのデータ ソース、および場合によっては他のパラメーターを定義する必要があります。
Q: データ ソースの名前は何ですか。
A: Reporting Services データ ソースの名前は Tfs2010ReportsDS と Tfs2010OlapReportsDS です。 TFS 2012 をインストールしたかアップグレードした場合でも、TFS 2010 のインストールのデータ ソースに割り当てられていたこれらの名前が使用されます。
名前は、任意のレポートのコンテキスト メニューを開いて [管理] を選択し、[データ ソース] を選択することでいつでも確認できます。
Q: 別のプロセス テンプレートからレポートをアップロードできますか。
A: ほとんどのレポートは、各プロセス テンプレートで使用されている作業項目の種類およびワークフローの状態に基づいてカスタマイズされています。 チーム プロジェクトの種類の定義に合わせて、別のプロセス テンプレートからコピーするレポートをカスタマイズする必要が生じることがあります。
どのレポートがどのプロセス テンプレートに用意されているかについては、「役に立つレポートをサポートするチーム アクティビティの確認」を参照してください。
Q: Excel レポートのアップロードについてはどうですか。
A: チーム プロジェクト コレクションに SharePoint Web アプリケーションを追加したら、tfpt addprojectportal コマンドを使用してプロジェクト ポータルや Excel レポートを追加できます。
Q: Visual Studio Online を使用してこれらと同じレポートを取得できますか。
A: 現時点ではできません。 レポートのアップロードは、TFS の内部設置型の配置でのみサポートされます。 ただし、単純なリストのクエリ結果をグラフ化することはできます。
レポートをカスタマイズするには、どうすればよいですか。
A: アップロードしたレポートは、SQL Server Report Builder 2012 を使用してカスタマイズできます。 詳細については、「Creating Reports for Team Foundation Server 2010 (Team Foundation Server 2010 のレポートの作成)」および「Customizing Reports for Team Foundation Server 2010 (Team Foundation Server 2010 のレポートのカスタマイズ)」を参照してください。 これらの記事は TFS 2010 に基づいていますが、TFS 2013 でも有効です。
TFS キューブに関する詳細は、どのように学習できますか。
A: 「Visual Studio の Analysis Services キューブで用意されているパースペクティブとメジャー グループ」を参照してください。
質問がある場合は、どこに問い合わせればよいですか。
A: 「Team Foundation Server - レポートとウェアハウスのフォーラム」で質問に対する回答を検索するか、質問を投稿してください。