Marshal.ChangeWrapperHandleStrength メソッド
格納しているオブジェクトの COM 呼び出し可能ラッパー (CCW: COM callable wrapper) のハンドルの強さを変更します。
Public Shared Sub ChangeWrapperHandleStrength( _
ByVal otp As Object, _ ByVal fIsWeak As Boolean _)
[C#]
public static void ChangeWrapperHandleStrength(objectotp,boolfIsWeak);
[C++]
public: static void ChangeWrapperHandleStrength(Object* otp,boolfIsWeak);
[JScript]
public static function ChangeWrapperHandleStrength(
otp : Object,fIsWeak : Boolean);
パラメータ
- otp
参照カウント付きハンドルを保持する COM 呼び出し可能ラッパー (CCW) を持つオブジェクト。CCW の参照カウントがゼロを超える場合はハンドルが strong。それ以外の場合は weak。 - fIsWeak
参照カウントに関係なく、 otp パラメータのハンドルの強さを weak に変更する場合は true 。 otp のハンドルの強さをリセットしてカウントされた参照にする場合は false 。
解説
ChangeWrapperHandleStrength はオブジェクト プーリング機能のために使用し、ユーザー コードからは直接呼び出さないでください。
メモ このメソッドは SecurityAction.LinkDemand を使用して、信頼関係のないコードからの呼び出しを防ぎます。 SecurityPermissionAttribute.UnmanagedCode アクセス許可は、直前の呼び出し元にのみ要求されます。信頼性が一部しか確認されていないコードから呼び出すことができるコードの場合、ユーザー入力を検証せずに Marshal クラスに渡すことは避けてください。 LinkDemand メンバの使用に関する重要な制約事項については、「 Demand と LinkDemand 」を参照してください。
必要条件
プラットフォーム: Windows 98, Windows NT 4.0, Windows Millennium Edition, Windows 2000, Windows XP Home Edition, Windows XP Professional, Windows Server 2003 ファミリ
.NET Framework セキュリティ:
- SecurityPermission (アンマネージ コードを操作するために必要なアクセス許可) SecurityPermissionFlag.UnmanagedCode (関連する列挙体)
参照
Marshal クラス | Marshal メンバ | System.Runtime.InteropServices 名前空間