次の方法で共有


StringFormatFlags 列挙体

文字列の表示情報およびレイアウト情報を指定します。

この列挙体には、メンバ値をビットごとに演算するための FlagsAttribute 属性が含まれています。

<Flags>
<Serializable>
Public Enum StringFormatFlags
[C#]
[Flags]
[Serializable]
public enum StringFormatFlags
[C++]
[Flags]
[Serializable]
__value public enum StringFormatFlags
[JScript]
public
   Flags
 Serializable
enum StringFormatFlags

メンバ

メンバ名 説明
DirectionRightToLeft テキストの方向を右から左に指定します。 1
DirectionVertical テキストが縦書きになるよう指定します。 2
DisplayFormatControl 左から右を指示するマークなどの制御文字をグリフで表現します。 32
FitBlackBox グリフが外接する四角形にかからないよう指定します。既定では、端に表示する必要がある場合、一部のグリフが若干四角形にかかるよう設定されます。たとえば、Garamond などのフォントで、斜体の小文字 f を四角形の左端に揃える場合は、f の下部が四角形の左端よりも若干はみ出ます。このフラグを設定すると、四角形の外部が塗りつぶされなくなりますが、隣接するテキスト行の端が不揃いになります。 4
LineLimit 書式指定用の四角形には、完全な直線だけがレイアウトされます。既定では、クリッピングの結果、テキストの末尾が表示された状態、または行が表示されなくなった状態のうち、いずれか早い方の状態になるまでレイアウトが継続します。既定の設定では、行高さの整数倍でない書式指定用四角形を用いた場合は、最後の行の一部が隠れることがあります。必ず行全体が表示されるようにするには、この値を指定した上で、少なくとも 1 つの行と高さが同じの書式指定用の四角形を使用してください。 8192
MeasureTrailingSpaces 既定では、 MeasureString メソッドから返される外接四角形によって、各行末の空白が除外されます。各行末の空白を計測に含める場合はこのフラグを設定します。 2048
NoClip グリフの突出部と書式指定用の四角形からはみ出すラップされていないテキストを表示できます。既定では、書式指定用の四角形からはみ出たテキストとグリフ部はすべてクリップされます。 16384
NoFontFallback フォールバックを無効にして、要求されたフォントでサポートされていない文字のフォントを切り替えます。欠落文字は、グリフの欠落したフォント (通常は空白の正方形) で表示されます。 1024
NoWrap 四角形内の書式指定時に、行間のテキストのラップを無効にします。このフラグは、四角形ではなく点が渡された場合、または長さゼロの行の四角形が指定された場合に暗黙的に指定されます。 4096

必要条件

名前空間: System.Drawing

プラットフォーム: Windows 98, Windows NT 4.0, Windows Millennium Edition, Windows 2000, Windows XP Home Edition, Windows XP Professional, Windows Server 2003 ファミリ

アセンブリ: System.Drawing (System.Drawing.dll 内)

参照

System.Drawing 名前空間