次の方法で共有


Message.TransactionId プロパティ

一部にメッセージを含むトランザクションの ID を取得します。

Public ReadOnly Property TransactionId As String
[C#]
public string TransactionId {get;}
[C++]
public: __property String* get_TransactionId();
[JScript]
public function get TransactionId() : String;

プロパティ値

メッセージに関連付けられているトランザクションの ID。

例外

例外の種類 条件
InvalidOperationException メッセージは送信されていません。このプロパティは、キューから取得したメッセージでだけ読み込むことができます。

または

フィルタ処理されたメッセージ キューが、 TransactionId プロパティを無視します。

解説

受信側アプリケーションは、メッセージが特定のトランザクションの一部として送信されたかどうかを確認するために TransactionId プロパティを使います。トランザクション ID は、送信元コンピュータの ID (最初の 16 ビット) と、それに続く 4 バイトのトランザクション シーケンス番号で構成されます。

メモ   このプロパティは、メッセージ キュー 2.0 以降のバージョンでだけ使用できます。

トランザクション シーケンス番号は永続的ではなく、220 を超えると再び最初から割り当てられるため、トランザクション ID が一意であるという保証はありません。メッセージ キューが保証することは、続いて発生するトランザクションの番号を異なるシーケンス番号にすることだけです。

トランザクションの境界を確認するために TransactionId プロパティと共に使用できるプロパティは、 IsFirstInTransactionIsLastInTransaction です。

必要条件

プラットフォーム: Windows 98, Windows NT 4.0, Windows Millennium Edition, Windows 2000, Windows XP Home Edition, Windows XP Professional, Windows Server 2003 ファミリ

.NET Framework セキュリティ:

参照

Message クラス | Message メンバ | System.Messaging 名前空間 | IsFirstInTransaction | IsLastInTransaction | Transactional