ResourceSet.GetObject メソッド (String, Boolean)
要求された場合に、大文字と小文字を区別せずに、指定した名前のリソース オブジェクトを検索します。
Overloads Public Overridable Function GetObject( _
ByVal name As String, _ ByVal ignoreCase As Boolean _) As Object
[C#]
public virtual object GetObject(stringname,boolignoreCase);
[C++]
public: virtual Object* GetObject(String* name,boolignoreCase);
[JScript]
public function GetObject(
name : String,ignoreCase : Boolean) : Object;
パラメータ
- name
検索するリソースの名前。 - ignoreCase
指定した名前の大文字と小文字の区別を無視するかどうかを示します。
戻り値
要求されたリソース。
例外
例外の種類 | 条件 |
---|---|
ArgumentNullException | name パラメータが null 参照 (Visual Basic では Nothing) です。 |
InvalidOperationException | この ResourceSet は閉じられています。 |
解説
ignoreCase パラメータの値が true の場合は、"Resource" という名前のリソースは "resource" という名前のリソースと同じになります。ただし、このメソッドは CultureInfo.InvariantCulture を使用して、大文字と小文字を区別しない文字列比較を常に実行します。この利点は、このメソッドによって実行される大文字と小文字を区別しない文字列比較の結果が、カルチャにかかわらずすべてのコンピュータで同じになることです。難点は、結果がすべてのカルチャの大文字/小文字区別規則と一致しないことです。
たとえば、トルコ語のアルファベットには 2 つの文字 I があります。1 つはドット付きの I で、もう 1 つはドットなしの I です。トルコ語の場合、文字 I (Unicode 0049) は、別の文字 ı (Unicode 0131) の大文字版と見なされます。文字 i (Unicode 0069) は、別の文字 İ (Unicode 0130) の小文字版と見なされます。大文字と小文字を区別するこれらの規則に従うと、カルチャ "tr-TR (Turkish in Turkey)" の場合、文字 i (Unicode 0069) と文字 I (Unicode 0049) の大文字と小文字を区別しない比較は失敗します。 GetObject メソッドを使用するときに ignoreCase を true に設定すると、この比較は正常に行われます。
必要条件
プラットフォーム: Windows 98, Windows NT 4.0, Windows Millennium Edition, Windows 2000, Windows XP Home Edition, Windows XP Professional, Windows Server 2003 ファミリ, .NET Compact Framework - Windows CE .NET
参照
ResourceSet クラス | ResourceSet メンバ | System.Resources 名前空間 | ResourceSet.GetObject オーバーロードの一覧