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MessageQueueInstaller クラス

  • [アーティクル]

アプリケーションの実行に必要なキューのインストールと構成ができます。このクラスは、 MessageQueue をインストールするときに、InstallUtil.exe などのインストール ユーティリティによって呼び出されます。

この型のすべてのメンバの一覧については、MessageQueueInstaller メンバ を参照してください。

System.Object
   System.MarshalByRefObject
      System.ComponentModel.Component
         System.Configuration.Install.Installer
            System.Configuration.Install.ComponentInstaller
               System.Messaging.MessageQueueInstaller

Public Class MessageQueueInstaller
   Inherits ComponentInstaller
[C#]
public class MessageQueueInstaller : ComponentInstaller
[C++]
public __gc class MessageQueueInstaller : public ComponentInstaller
[JScript]
public class MessageQueueInstaller extends ComponentInstaller

スレッドセーフ

この型の public static (Visual Basicでは Shared) のすべてのメンバは、マルチスレッド操作で安全に使用できます。インスタンスのメンバの場合は、スレッドセーフであるとは限りません。

解説

インストール ユーティリティは、 MessageQueueInstaller を使用して、キューに関連付けられるレジストリ値を書き込みます。インストール ユーティリティの詳細については、「 インストーラ ツール (Installutil.exe) 」を参照してください。

キューをインストールするには、 Installer から継承するプロジェクト インストーラ クラスを作成し、そのクラスの RunInstallerAttribute を true に設定します。プロジェクト内で、インストールの各キューの MessageQueueInstaller インスタンスを作成し、インスタンスをプロジェクト インストーラ クラスに追加します。

MessageQueueInstaller インスタンスを作成するときは、テスト サーバーのキューなど既存の MessageQueue を MessageQueueInstaller コンストラクタに渡すこともできます。この方法では、渡されたキューの設定を反映することによって、自動的に新しいキューの構成設定が指定されます。この方法を使用しない場合は、 MessageQueueInstaller インスタンスのプロパティを必要な状態に手動で設定して、既定のコンストラクタを呼び出します。

インストール ユーティリティは、呼び出されると RunInstallerAttribute を検索します。このプロパティが true の場合、ユーティリティは、プロジェクト インストーラに関連付けられた Installers コレクションのすべてのキューをインストールします。 RunInstallerAttribute が false の場合、ユーティリティはプロジェクト インストーラを無視します。

MessageQueueInstaller インスタンスのその他のプロパティは、インスタンスをプロジェクト インストーラの Installers コレクションに追加する前または後に変更します。たとえば、キューの Path は、インストール ユーティリティを実行する前に設定する必要があります。

通常、コードからは MessageQueueInstaller のメソッドを呼び出しません。一般的に、このメソッドを呼び出すのはインストール ユーティリティの installutil.exe だけです。ユーティリティは、インストール プロセス中に自動的に Install メソッドを呼び出します。また、インストールが例外をスローしなかった場合は、 Commit を呼び出します。必要に応じて、例外を生成したオブジェクトに対して Rollback を呼び出すことにより、エラーを回復します。

アプリケーションのインストール ルーチンは、プロジェクト インストーラの Installer.Context を使用して、既にインストールされているコンポーネントに関する情報を自動的に認識します。この状態情報は、各 MessageQueueInstaller インスタンスがユーティリティによってインストールされるときに、継続的に更新されます。通常、コードではこの状態情報を明示的に変更する必要はありません。

必要条件

名前空間: System.Messaging

プラットフォーム: Windows 98, Windows NT 4.0, Windows Millennium Edition, Windows 2000, Windows XP Home Edition, Windows XP Professional, Windows Server 2003 ファミリ

アセンブリ: System.Messaging (System.Messaging.dll 内)

参照

MessageQueueInstaller メンバ | System.Messaging 名前空間 | インストーラ ツール (Installutil.exe)