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JulianCalendar クラス

ユリウス暦を表します。

この型のすべてのメンバの一覧については、JulianCalendar メンバ を参照してください。

System.Object
   System.Globalization.Calendar
      System.Globalization.JulianCalendar

<Serializable>
Public Class JulianCalendar   Inherits Calendar
[C#]
[Serializable]
public class JulianCalendar : Calendar
[C++]
[Serializable]
public __gc class JulianCalendar : public Calendar
[JScript]
public
   Serializable
class JulianCalendar extends Calendar

スレッドセーフ

この型の public static (Visual Basicでは Shared) のすべてのメンバは、マルチスレッド操作で安全に使用できます。インスタンスのメンバの場合は、スレッドセーフであるとは限りません。

解説

紀元前 45 年、ジュリアス シーザーは暦の改革を命令し、その結果、ユリウス暦と呼ばれる暦が生まれました。グレゴリオ暦の基は、ユリウス暦です。

JulianCalendar クラスは現在の時代 (年号) だけを認識します。

グレゴリオ暦とは異なり、ユリウス暦では例外なく 4 で割り切れる年を閏年として定義します。したがって、ユリウス暦は 128 年ごとに 1 日ずつずれていくことになります。平年の日数は 365 日で、閏年の日数は 366 日です。

グレゴリオ暦と同様に、ユリウス暦には、1 月 (31 日)、2 月 (28 または 29 日)、3 月 (31 日)、4 月 (30 日)、5 月 (31 日)、6 月 (30 日)、7 月 (31 日)、8 月 (31 日)、9 月 (30 日)、10 月 (31 日)、11 月 (30 日)、12 月 (31 日) というように、それぞれ 28 ~ 31 日で構成される 12 の月があります。2 月の日数は、閏年では 29 日、平年では 28 日です。

グレゴリオ暦での紀元後 2001 年 1 月 1 日は、ユリウス暦の紀元後 2000 年 12 月 19 日に相当します。

現在、 JulianCalendarCultureInfo クラスがサポートしているどのカルチャでも使用されていません。したがって、このクラスは、ユリウス暦での日付を計算するためだけに使用できます。

CultureInfo は一連の暦をサポートしています。 Calendar プロパティは、カルチャの既定の暦を返し、 OptionalCalendars プロパティは、そのカルチャがサポートしているすべての暦の配列を返します。 CultureInfo が使用する暦を変更するには、 CultureInfo.DateTimeFormatCalendar プロパティを新しい Calendar に設定します。

必要条件

名前空間: System.Globalization

プラットフォーム: Windows 98, Windows NT 4.0, Windows Millennium Edition, Windows 2000, Windows XP Home Edition, Windows XP Professional, Windows Server 2003 ファミリ

アセンブリ: Mscorlib (Mscorlib.dll 内)

参照

JulianCalendar メンバ | System.Globalization 名前空間 | Calendar | GregorianCalendar | Calendar | OptionalCalendars