OleDbConnection.InfoMessage イベント
プロバイダが警告メッセージまたは情報メッセージを送信したときに発生します。
Public Event InfoMessage As OleDbInfoMessageEventHandler
[C#]
public event OleDbInfoMessageEventHandler InfoMessage;
[C++]
public: __event OleDbInfoMessageEventHandler* InfoMessage;
[JScript] JScript では、このクラスで定義されているイベントを処理できます。ただし、独自に定義することはできません。
イベント データ
イベント ハンドラが、このイベントに関連するデータを含む、OleDbInfoMessageEventArgs 型の引数を受け取りました。次の OleDbInfoMessageEventArgs プロパティには、このイベントの固有の情報が記載されます。
プロパティ | 説明 |
---|---|
ErrorCode | データベースの ANSI SQL 標準に従って、HRESULT を取得します。 |
Errors | データ ソースから送信された警告のコレクションを取得します。 |
Message | データ ソースから送信されたエラーの完全なテキストを取得します。 |
Source | エラーを生成したオブジェクトの名前を取得します。 |
解説
サーバーが送信する警告メッセージまたは情報メッセージを処理するクライアントは、このイベントを待機する OleDbInfoMessageEventHandler デリゲートを作成する必要があります。
InfoMessage イベントは、データ ソースが重大度レベルの低いメッセージを返したときに発生します。重大度レベルの低いメッセージとは、例外が発生しないメッセージです。Microsoft SQL Server の場合は、重大度レベルが 10 以下のエラー メッセージに該当します。
詳細と例については、「 接続イベントの使用 」を参照してください。
必要条件
プラットフォーム: Windows 98, Windows NT 4.0, Windows Millennium Edition, Windows 2000, Windows XP Home Edition, Windows XP Professional, Windows Server 2003 ファミリ
参照
OleDbConnection クラス | OleDbConnection メンバ | System.Data.OleDb 名前空間