次の方法で共有


Pen.CompoundArray プロパティ

複合ペンを指定する値の配列を取得または設定します。複合ペンでは、平行線と空白で構成される複合直線を描画します。

Public Property CompoundArray As Single ()
[C#]
public float[] CompoundArray {get; set;}
[C++]
public: __property float get_CompoundArray();public: __property void set_CompoundArray(float __gc[]);
[JScript]
public function get CompoundArray() : float[];
public function set CompoundArray(float[]);

プロパティ値

複合配列を指定する実数の配列。この配列内では、0 以上 1 以下の要素を昇順に並べる必要があります。

解説

複合直線は、代替平行線とさまざまな幅の空白で構成されます。配列内の値は、ペンの幅を基準に使用して、複合直線の各要素の始点を指定します。配列内の最初の値は、最初の要素 (直線) の始点をペンの幅の割合として指定します。配列内の 2 番目の値は、次の要素 (空白) の始点をペンの幅の割合として指定します。配列内の最後の値は、最後の要素が終了する場所を指定します。

最初の直線の幅がペンの幅の 20 パーセント、2 つの直線を分離する空白の幅がペンの幅の 50 パーセント、2 番目の直線の幅がペンの幅の 30 パーセントになるよう 2 つの平行線を描画するとします。まず Pen オブジェクトと実数の配列を作成します。値が 0.0、0.2、0.7、および 1.0 の配列をこのプロパティに渡して複合配列を設定します。

このプロパティは、 Pen オブジェクトの Pen.Alignment プロパティが PenAlignment.Inset に設定されている場合は設定しないでください。

必要条件

プラットフォーム: Windows 98, Windows NT 4.0, Windows Millennium Edition, Windows 2000, Windows XP Home Edition, Windows XP Professional, Windows Server 2003 ファミリ

参照

Pen クラス | Pen メンバ | System.Drawing 名前空間