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Marshal.FreeHGlobal メソッド

以前に AllocHGlobal を使用してプロセスのアンマネージ メモリから割り当てられたメモリを解放します。

Public Shared Sub FreeHGlobal( _
   ByVal hglobal As IntPtr _)
[C#]
public static void FreeHGlobal(IntPtrhglobal);
[C++]
public: static void FreeHGlobal(IntPtrhglobal);
[JScript]
public static function FreeHGlobal(
   hglobal : IntPtr);

パラメータ

  • hglobal
    AllocHGlobal への元の一致する呼び出しによって返されたハンドル。

解説

FreeHGlobal を使用すると、 AllocHGlobalReAllocHGlobal 、またはこれらに相当するアンマネージ API メソッドによって割り当てられたメモリをグローバル ヒープから解放できます。 hglobal パラメータが null 参照 (Visual Basic では Nothing) の場合、このメソッドは何も実行しません。

FreeHGlobal は Kernel32.DLL の GlobalFree 関数を公開します。この関数はすべてのバイトを解放し、 hglobal パラメータが示すメモリはその後使用できなくなります。 GlobalFree の詳細については、MSDN ライブラリを参照してください。

Marshal クラスには、メモリ割り当て解除 API のメソッドとして、 FreeHGlobal のほか、 DestroyStructureFreeCoTaskMem が用意されています。

メモ   このメソッドは SecurityAction.LinkDemand を使用して、信頼関係のないコードからの呼び出しを防ぎます。 SecurityPermissionAttribute.UnmanagedCode アクセス許可は、直前の呼び出し元にのみ要求されます。信頼性が一部しか確認されていないコードから呼び出すことができるコードの場合、ユーザー入力を検証せずに Marshal クラスに渡すことは避けてください。 LinkDemand メンバの使用に関する重要な制約事項については、「 Demand と LinkDemand 」を参照してください。

必要条件

プラットフォーム: Windows 98, Windows NT 4.0, Windows Millennium Edition, Windows 2000, Windows XP Home Edition, Windows XP Professional, Windows Server 2003 ファミリ

.NET Framework セキュリティ:

参照

Marshal クラス | Marshal メンバ | System.Runtime.InteropServices 名前空間 | AllocHGlobal | ReAllocHGlobal