IPermission.Intersect メソッド
現在のアクセス許可と指定したアクセス許可の積集合を表すアクセス許可を作成して返します。
Function Intersect( _
ByVal target As IPermission _) As IPermission
[C#]
IPermission Intersect(
IPermissiontarget);
[C++]
IPermission* Intersect(
IPermission* target);
[JScript]
function Intersect(
target : IPermission) : IPermission;
パラメータ
- target
現在のアクセス許可との積集合を持つアクセス許可。これは、現在のアクセス許可と同じ型であることが必要です。
戻り値
現在のアクセス許可と指定したアクセス許可の積集合を表す新しいアクセス許可。積集合が空の場合、この新しいアクセス許可オブジェクトは null 参照 (Visual Basic では Nothing) です。
例外
例外の種類 | 条件 |
---|---|
ArgumentException | target パラメータが null 参照 (Visual Basic では Nothing) ではなく、現在のアクセス許可と同じクラスのインスタンスでもありません。 |
解説
2 つのアクセス許可の積集合となるアクセス許可には、両方に共通する操作の集合が記述されています。2 つのアクセス許可を要求し、その両方について要求が満たされる場合にだけ、それらの積集合を表すアクセス許可に対する要求も満たされます。
Intersect メソッドのすべての実装で、次のステートメントは true である必要があります。 X と Y は、 null 参照 (Visual Basic では Nothing) 以外の IPermission オブジェクト参照を表します。
- X.Intersect(X) は、 X と等価の値を返します。
- X.Intersect(Y) は、 Y.Intersect(X) と同じ値を返します。
- X.Intersect(null 参照 (Nothing)) は、 null 参照 (Nothing) を返します。
必要条件
プラットフォーム: Windows 98, Windows NT 4.0, Windows Millennium Edition, Windows 2000, Windows XP Home Edition, Windows XP Professional, Windows Server 2003 ファミリ, Common Language Infrastructure (CLI) Standard
参照
IPermission インターフェイス | IPermission メンバ | System.Security 名前空間