生成されたプロキシ クラスの成功コールバック関数
更新 : 2007 年 11 月
Web サービス メソッドの要求が正常に完了した後に返されるデータを処理するために呼び出されます。
メモ : |
---|
成功コールバック関数の名前は任意です。 |
function SucceededCallback(result, userContext, methodName)
{
// Code here to process results from the Web service call.
}
パラメータ
パラメータ |
定義 |
---|---|
result |
Web サービス メソッドの呼び出しから返されたデータ。これは、型が Web メソッドによって返された .NET Framework 型に対応する JavaScript オブジェクトです。 |
userContext |
Web サービス メソッドが呼び出されたときに渡されたコンテキスト情報。コンテキスト情報が渡されなかった場合は、defaultUserContext オブジェクトが定義されていればそれが使用されます。それ以外の場合は null がコールバック関数に渡されます。userContext 値は、返されたデータを処理するときに使用可能な追加情報を提供します。 |
methodName |
呼び出された Web サービス メソッド。methodName パラメータは、返されたデータを処理するときに使用する追加情報を提供します。 |
解説
成功コールバック関数は、Web サービス要求が正常終了した後に返されたデータを処理することを目的に指定できる JavaScript 関数です。
defaultSucceededCallback プロパティを使用することで、生成されたプロキシ クラスやそのインスタンスにコールバック関数を割り当てることができます。また、Web サービス メソッドを呼び出すときにコールバック関数を渡すこともできます。これにより既定値がオーバーライドされます。
使用例
成功コールバック関数を定義する方法を次の例に示します。
// Callback function invoked when a call to
// the Web service methods succeeds.
function SucceededCallback(result, userContext, methodName)
{
var message;
switch(methodName)
{
case ("GetDefaultColor"):
case ("SetColor"):
{
// Get the server default color.
message = result.message;
defaultRgb = result.rgb;
// Transform the rgb array into a string.
var serverColor = defaultRgb[0]+ defaultRgb[1] + defaultRgb[2];
// Display the result.
displayResult.style.color = "yellow";
displayResult.style.fontWeight = "bold";
displayResult.style.backgroundColor = "#" + serverColor;
DisplayMessage(message);
break;
}
default:
{
DisplayMessage("Method unknown");
}
}
}
参照
概念
参照
生成されたプロキシ クラスの defaultUserContext プロパティ
生成されたプロキシ クラスの defaultFailedCallback プロパティ
その他の技術情報
Generated Proxy Classes defaultSucceededCallback Property