Sys.Net.WebServiceProxy クラス

更新 : 2007 年 11 月

指定した Web サービスのメソッドの非同期呼び出しを有効にします。

名前空間 :Sys.Net

継承 : なし

メンバ

名前	説明
Sys.Net.WebServiceProxy コンストラクタ	新しい Sys.Net.WebServiceProxy インスタンスが派生クラスに実装された場合、そのインスタンスを初期化します。
Sys.Net.WebServiceProxy の invoke メソッド	指定した Web サービス メソッドを呼び出します。
Sys.Net.WebServiceProxy.defaultFailedCallback プロパティ	サービスの既定の失敗コールバック関数を取得または設定します。
Sys.Net.WebServiceProxy.defaultSucceededCallback プロパティ	サービスの既定の成功コールバック関数を取得または設定します。
Sys.Net.WebServiceProxy.defaultUserContext プロパティ	サービスの既定のユーザー コンテキストを取得または設定します。
Sys.Net.WebServiceProxy の path プロパティ	サービスへのパスを取得または設定します。
Sys.Net.WebServiceProxy.timeout プロパティ	サービスのタイムアウト値をミリ秒単位で取得または設定します。

解説

Sys.Net.WebServiceProxy クラスを直接使用するのは、Web サービス パスが事前にわからない場合のみです。その場合、ページの <asp:ScriptReference> 要素の Path 属性は設定できません。典型的な例として、コントロールが Web サービスに実行時にバインドする場合が考えられます。

通常、WebServiceProxy クラスを直接インスタンス化することはありません。代わりに、その派生プロキシ クラスを使用します。このプロキシ クラスは、Web サービス参照をページに含めた結果として生成されます。次に例を示します。

<asp:ScriptManager runat="server" ID="ScriptManager1">
  <Scripts>
    <asp:ScriptReference Path="MyScript.js" />
  </Scripts>
</asp:ScriptManager>

生成されたプロキシ クラスの各メソッドは、invoke メソッドを呼び出すことによって関連 Web サービス メソッドを呼び出します。

メモ :
プロキシ メソッドを JavaScript 関数から呼び出すと、対応する Web サービス メソッドを呼び出す非同期 Web 要求が実行されます。要求が戻ってくると、JavaScript コールバック関数が呼び出されます。

参照

概念

Sys.Services.AuthenticationService クラス

Sys.Services.ProfileService クラス

クライアント スクリプトからの Web サービスの呼び出し