<codeBase> 要素
更新 : 2007 年 11 月
共通言語ランタイムがアセンブリを検索できる場所を指定します。
<configuration> 要素
<runtime> 要素
<runtime> の <assemblyBinding> 要素
<dependentAssembly> 要素
<codeBase> 要素
<codeBase
version="Assembly version"
href="URL of assembly"/>
属性と要素
以降のセクションでは、属性、子要素、および親要素について説明します。
属性
属性 |
説明 |
---|---|
href |
必須属性 指定したアセンブリのバージョンをランタイムが検索できる URL を指定します。 |
version |
必須属性 コードベースを適用するアセンブリのバージョンを指定します。アセンブリのバージョン番号の形式は、major.minor.build.revision です。 |
version 属性
値 |
説明 |
---|---|
バージョン番号の各部分で有効値は、0 ~ 65535 です。 |
適用できません。 |
子要素
なし。
親要素
要素 |
説明 |
---|---|
buildproviders |
カスタム リソース ファイルをコンパイルするためのビルド プロバイダのコレクションを定義します。ビルド プロバイダの数は任意です。 |
compilation |
ASP.NET で使用されるすべてのコンパイル設定値を構成します。 |
configuration |
共通言語ランタイムおよび .NET Framework アプリケーションで使用されるすべての構成ファイルのルート要素です。 |
System.web |
ASP.NET 構成セクションのルート要素を指定します。 |
解説
ランタイムがマシン構成ファイルまたは発行者ポリシー ファイルの <codeBase> 設定を使用するには、そのファイルでアセンブリ バージョンもリダイレクトする必要があります。アプリケーション構成ファイルは、アセンブリ バージョンをリダイレクトせずにコードベース設定を指定できます。使用するアセンブリ バージョンを決定した後、ランタイムはバージョンを決定したファイルのコードベース設定を適用します。コードベースを指定しないと、ランタイムはアセンブリを通常の方法でプローブします。
アセンブリが厳密な名前を持つ場合、コードベース設定はローカル イントラネットまたはインターネットの任意の場所に保存できます。プライベート アセンブリの場合、コードベース設定はアプリケーションのディレクトリからの相対パスにする必要があります。
アセンブリが厳密な名前を持たない場合、バージョンは無視され、ローダーは <dependentAssembly> 内で最初に現れる <codebase> を使用します。バインディングを他のアセンブリにリダイレクトするアプリケーション構成ファイルにエントリがある場合は、アセンブリのバージョンがバインディング要求と一致しないときでも、リダイレクトが優先されます。
使用例
ランタイムがアセンブリを検索できる場所を指定する例を示します。
<configuration>
<runtime>
<assemblyBinding xmlns="urn:schemas-microsoft-com:asm.v1">
<dependentAssembly>
<assemblyIdentity name="myAssembly"
publicKeyToken="32ab4ba45e0a69a1"
culture="neutral" />
<codeBase version="2.0.0.0"
href="http://www.litwareinc.com/myAssembly.dll"/>
</dependentAssembly>
</assemblyBinding>
</runtime>
</configuration>